02.26
占いを、「一種の統計学ですよね」とおっしゃる方がおりますが、めんどうなので「そうですか」とあいまいに返すことにしております。
しかし、統計学ではございません。
統計学を、なら、ご存じなのですか? と心の中では申しておりますが。
占いは、一子相伝が前提であります。
統計学のよーな学際性をもちませんです。
研究を発表して、多くの人たちと知識を共有し、さらに高めることを目的としておりません。
占いは、五行思想などにもとづき、人間を自然の一つだとみなし、五行の偏りなどによって行動や思考の傾向を推理するところにあるのであります。
ですから、奇門遁甲の造作は、科学が常識の世の中から見ればケッタイな分野かもしれません。
求安(病気や禍を防ぐ意味)の造作の秘伝書の中に、
『稲草切砕宜多而浅』の一文がございます。
病気を防ぐ場合、あるいは病気になった場合、または医者にかかる場合には、それぞれ使用する格局や盤に違いはありますが、「ワラを用いよ」という意味が記されているのであります。
都会では「ワラと言われても…」と困り、ネットなどで注文することになるのでありますが、モリオカなど地方都市では産直などで、ワラがこうして売られているのであります。
これなど使って治病に効果があるなども非常識の極みと嗤われることでありましょー。
「ワラで病気が治るなら苦労はしない」と。
しかし、学生時代の級友に医者になった者たちが何人かいまして、飲み会などで、「治るはずの人が死に、助からないと診断した人が治ってピンピンしている」妙に話が盛り上がることがございます。
「不思議だ…」
生年月日を聞きますと、占いではの結果。
「その人の病気は半年後に再発するかもね」
など見えてくるのであります。
まぁいいか。
ワラを見つけたのであります。
おっとと、言っておきますが、四柱推命で命式上、戊や己が忌神のお方は使えませんのでご注意くださいまし。
人間は考える葦であると、母が言っています。
葦が藁につかまえられたらすごい光景ですね。
●十傳より→パスカルも同じことを言っていたとか。
生涯において最も大切な事は職業の選択である。しかし、偶然によってそれは決まる。
と、いわれても39才でパスカルは死にましたもんね。
●十傳より→羨ましいですね。
わら=自然番組で、母鳥が小鳥のひなのために
揺籠を用意してる映像。
遠い昔、鳥の巣箱や、鳥の巣として籠に入れた記憶がある
可愛らしさ、まさに乙の優しい世界。
それが昔みたNHKでドラマ「わらの女」を思い出しました。
女性が冷酷な運命をたどるカトリーヌ•アルレー原作の小説。
わらは、儚いものなのかなと思います。
●十傳より→名作ですよね。
立派な屋敷の床間の壁に、藁が模様の様に
塗り込まれてありましたが、風水的にやはり何か意味があったのでしょうか?
●十傳より→昔の壁はワラを練りこむのが普通でしたから、風水とは別でありましょー。
藁壁の御回答ありがとうございます。
話は変わりますが、マイナンバーカード強制となりますね
まだ使ってません。
保険証を付帯しないと支払いを割高にすると脅してます(ドンドン話が変わり腹が立ちます)
来年何が何でもマイナンバーカードにと言う
義務化まで(当初は任意だったのに)待つべきか?
政府に騙されそうで怖いです。
小野先生はもう作られましたか?
●十傳より→作るわけがございませんです。
作ってませんが、使ってませんとなってしまいました。失礼しました。
●十傳より→徴兵制には好都合でありましょーね。
そういえば最近、めっきりと藁を見かけなくなりました
私が子供の頃は、当家以外の村の住人は全て農家
大体どの家にも藁小屋があったものです
冬の藁小屋は子供たちの遊び場
昔は他人の庭先や藁小屋などで子供たちが勝手に遊んでいたものです
ある日、近所の藁小屋に入ってみると
飼い猫のチュ-の姿が目に入りました
「チュ-、こんなとこで何しているの? 暖かいから寝ていたの?」
積みあがった藁の上を這うようにしてチュ-に近づいてみると
4・5匹の可愛い子猫が居たのです
中にはチュ-そっくりなチャトラの子猫も
チュ-は雄です
お父ちゃんとして今で言うイクメンをしていたのかもしれません
この子猫たちのお母さんは多分ノラちゃんかも
現在とは違い
昔はノラ猫でも生きていける環境が整っていたように思われます
藁小屋の藁はヌクヌクと暖かい
でも藁の先端が顔にチクチクと刺さり、痒くなるのが玉に瑕なのであります
●十傳より→なつかしいでありますね。