09.10
現在、断易NEXT科の開講を予定し、そのための準備をしていますです。
初等科から高等科までは、断易の原則を頭に叩き込んでいただくための講義であります。
そして、応用が、NEXT科なのでございます。
画像の卦をご覧くださいまし。
20代後半の男の相談者がいらして、
「付き合っている彼女を本当に信じてイイのだろうか?」
好きなら騙されたって構わないだろうと、私メは内心思うのでございましたが、それは私メの勝手。
世爻(〇)の酉官鬼が男性であります。
そして彼女は4爻の未の妻財。
旺相しております。月建と日晨を持っているので極旺。そして午子孫を化出し回頭の生。
対して、2爻の酉も月建日晨から生じられております。
悪くはございません。
が、妻財が化して子孫。これが引っ掛かるのでありました。化して月合というところも「ん?」であります。
妻財が化して子孫であり螣蛇が付し、さらに月合した場合、「軽薄」「フシダラ」という断易の応用がございます。
回頭の生として解釈するのとは別に、快楽の星の「子孫」を化出することは、フシダラさを表しているのではないか。
そして、化した午子孫は世爻の酉の官鬼を剋している。
なにか裏がある…。
セックスに対する欲求不満があるのでは…と直感したのでありました。
それで5爻の子孫を見ましたら、空亡で休囚、そして白虎。
これは性的な満足を得られていない現われでありますです。
このままでは彼女は男を否定的に軽蔑し、満足させてくれる男に移っていくだろうと断じました。
ガンバレ!
と声援するしかございませんでしたが、果たして、やはりなのでありました。
まぁ、そーいったことを断易NEXT科では学んでいただく所存。
より断易が生々しい現実に染み入るのであります。
そして驚嘆することでありましょー。
「断易、恐るべし」と。
月建日晨に合する彼女さんを見て、潜在的なバイセクシュアルなのでは?と思いました。
占的を「あの女」と定めても、セオリー通り応爻に現れるとは限らないものですね。
むしろ素直に六親を用神に取って、応爻は副次的な情報を見るケースが多いような気が致します。
●十傳より→肉体関係があれば相手のお女性は妻財と取るのがセオリーでありますぜ。別れてしまえば応爻。あとは卦を見ての判断となります。
またバカを露呈してしまいました。肉体関係ですか…別れて応爻…別れて…応爻。反省致しますです。
●十傳より→あくまでも原則でありまして、固定化してはいけませぬ。