2012
08.30

珍しいタロットをいただいたのであります。

これは「審判」
金貨と男根の重さを比べておるところであります。
血まみれの剣がございますところから、察するまでもなく、目隠ししたお女性が男根を切り取ったのでございましょう。

お金と愛のどちらかを選択するのか。
このカードの意図は、コレでありましょう。

愛とか、心とかを人々は口にいたします。
「最終的には心の問題」と。

が、占いで心を見ることはできませぬ。
あくまでも物差しが必要であります。

「この男と結ばれて幸せか」という場合は、
①この男との相性は、金銭面、身分的に、現在より上昇するか。
②健康面は問題はないか。
これを見ることになるのであります。

「貧乏でもいっしょなら幸せ」ということは相談者の勝手な判断であって、占いでは凶として判断するしかありませぬ。
お金、地位、健康という物差しで見るしか方法がないのでありますです。

もしも、心の問題まで求めるのであれば、それでも愛とかではなく、肉欲の深さを見ていくことになるのであります。
つまり「欲」でございますです。

真面目と自分を認識しているお女性にとっては見たくない、顔を逸らしたい人間の真実と直面するわけであります。
金銭欲、肉欲。
「愛は地球を救う」などあり得ないことは、あり得ないという『常識』をもたねば占いはできませぬ。

私メがエロ好きだから、その弁解をしているのかもしれませぬ。
このブログで、さんざんにエロ話をしているのは「じつは、占いの中核であるエロスを避けては通れぬからだ」と、エロ好きを正当化していることは、キチンと自覚しておりますです。

が、恋とはセックスに至るための重要なパーツとこころえないと、本質を歪めた判断になるのでございます。
そのセックスは、恋が源泉なのか、お金が源泉なのか、たんなる欲情の処理としてのセックスなのか。

このように見方を区分するだけで、その人の本当の姿が分かるものでありますです。

もともと、セックスは、お互いにする無償行為の悦びでありますです。
相手の悦びをもって、我が悦びとするもの。

このようなボランティア的な行為は、料理くらいしかございません。
作った料理を「美味しい」といってくれるだけで、驚くほどの嬉しさをおぼえるものでありますれば。

無償行為であることが、自分の内部にあるものを偽って判断しかねないのでございますです。

などと、妄想しつつ、いただいたタロットを眺めておりますと、「なかなか鋭い部分をついたカードである」と感心するばかりなのでありました。

  1. 先生こんばんは。

    凄い強烈なカードですね。

    2枚目のカードの男性自身が大きいこと…あの~2枚目のカードの男性が先生に似ている様な…先に股間を見てではないですが……

    やはりお互いにメリットがある相性が良いですね。
    少女Aは、どんなメリットがあるでしょう?謎だらけです。

    ●十傳より→先に股間をみたって分かるはずがないでありましょうけど。

  2. レディースコミック風の絵で、えっちぃですネ。
    で、ありながら、なんか深いですね。絵の意味するところが。
    お金より男性器のほうが重いっていうトコとか…。

    セックスはお互いにする無償行為…
    この、「お互いに」っていうのが重要ですよね。

      ●十傳より→サレるだけのお女性がむかしはおりましたが、最近はちゃんと参加する人が多くなり、良い風潮だと感じておりますです。

  3. ステキなカードですね。
    できれば1枚目ではなく、2枚目のが理想です。
    男性を思いのままにできるというのは、なかなか魅力的!

    ●十傳より→男としても、手慣れたお女性に導かれるままに果てることを無上の悦びといたしますです。が、このカードは「塔」。タワーでありますです。災難と解くのかも過去との決別と解くかは、それぞれでありましょう。