2014
04.25
04.25
資料と突き合わせつつ単行本の原稿を作成しているのでありますが、頭が封建時代に染まっておるのでござるなり。
当初は、戦前あたりでござそうろうなれども、やがて昭和初期、大正とさかのぼり、露西亜大戦の頃の原書に目を通したまでは良かったのでましたが、いまは天保年間に行きついてしまい申した。
されば、頭の中で当時の人々がゆきかい、その時代の江戸の匂いまで、ふいに感じられる也なのであります。
いまでは許されぬ差別用語満載で、そこに深呼吸できるほどの解放感と自由を覚えたりいたしますです。
ご一新の頃から、日本は自分に自信を失いかけておることが、手に取るように分かるのでございます。
ご一新…つまりご維新でありますね。
官軍を悪者として、歴史を紐解くのも面白うございますよ。
坂本龍馬が、手紙をひんぱんに姉に出していましたが、あれは、一回に出す費用は、今でいうと10万円もしたとか。一介の脱藩藩士の支払えるワザではございませんです。
さては藩の隠密とか…。
いやいや、脱線いたしました。
また仕事に戻りますです。
原稿の作成に根を詰めすぎて疲れていらっしゃるのですね。
写真のような土や草木がある所を少しでも散歩なされば
いくらかは脳の疲れも取れる事とおもいます。(でも時間がないですね)
こちらは ウグイスの鳴き声が 日々大きくなってきています。
先輩ウグイスに教わっているのか
「ホ—————-ホケキョ」 という美しい鳴の後に
「ホぉ—ぉぉぉ—–ケキャッ」 と下手くそな若い鳴き声が聞こえます。
先輩ウグイスも覚えの悪い後輩にだんだん腹が立ってくるのか
「だからぁ、 さっきから ホ—————-ホケキョ と言ってぺよ 」
と一段と大きく鳴く事があります。
後輩ウグイスは怒られて ベソをかきながら練習しているのかと
想像しながら聞いているのも楽しいものです。
●十傳より→口笛でホーホケキョ、ピヨピヨ」とやると、鶯が返してきますですよ。
昭和の時代のものでも、今では差別用語とされている言葉が出てくる作品は面白うございますね。今ではきっと神田などの古本屋さんでしか見当たらないかも…
なぜにあのような時代の本を実家から持ち出さなかったのかと、悔やんでも悔やみきれませぬ。
●十傳より→とくに古いエロ本は身震いいたしますです。