2021
09.11

老いぼれてきたなぁ、と実感いたしました。

テキスト発送のことであります。
受講生のどなたから振り込みがあり、発送済のひと、まだ発送していないお方と、ちゃんと記録しているつものですが、
「ありゃ、チェックし忘れたのかも」
と二重発送が結構あるよーであります。

が、こんなことで「バカになった…」と自分を責め、自信を落としても致しかたございません。
二重発送よりも、発送し忘れに気をつけねば。

あっと、それとですね。
四柱推命初等科の申し込みは、まだ受け付けております。
このご質問が多くなってきましたので、
「大丈夫です。どーぞ、お問い合わせから、お申し込みくださいまし」
この場をお借りしてお答えいたします。
し四柱推命初等科の初回の講義が10月23日ですから、まだまだ時はございます。

まぁ、毎回ですが、とにかくテキスト作成から製本、発送にかけては、ドタバタなのでございます。

それぞれ科目が異なりますから、料金も違います。
大量に郵便局に持ち込みまして、重さを測ってもらうのですが、
「あのー、合計で1万8千2百円なのですが…」
郵便局のネエさまが、申し訳なさそーに、
「大丈夫ですか?」
と、とてもやさしく心配げなお顔。

「大丈夫ですが、それが何か?」

おそらく、穴の開いたTシャツに、破れたつっかけを履いた、蓬髪の私メの姿から、年金暮らしの哀れなジジイだと察したのでございましょー。
「何を仰る、大丈夫ですとも、ぴんぴんですとも」
言葉を抑え、「へぇへぇ、ありがとーございます」と郵便局を出るのであります。
局員全員の、ありがとーございますの声を背に受けて。

2021
09.10

愛を見たのでございます。真実の愛っぽいのを。

穢れた私メの目と心に、いたいほど沁みたのでありました。

お女性は純白な秋の装いに、黒いバッグには折り畳み傘が顔をのぞかせており、似たよーなデザインの男のパンツから察するに、どーやら昨夜は愛の巣でお過ごしなされたみたいであります。
だって、本日は晴天。昨日は雨でしたから。

絡めたお手てとお手て。

「愛なのだなぁ。アジアの愛だ」
私メにはぜったいに届かないお手てなのであろうと、シャッターを連続して押し続けるしかありませんでした。
焦ったせいか、動画の録画になったり、ワイドになったり、たくさん写したつもりが、まともに写っているのは、この一枚。
愛の神様が、不純な私メの好奇心から、おふたりをお守りになったとしか思えませぬ。

ちと、男の手のつなぎ方が雑ではないかと気になりました。
精力を使い果たしたのか。

そーです、男は射精時に、愛のエッセンスをほとばしらせ、そのあとは気だるい秋のオスカマキリになり果てるものなのでございます。

いやいや、この手の組み方は、閨でのヤリ方ではないか、とも観察できますので、カマキリ復活しつつあるの図とも。

愛の神様から、
「この愛を、汝にも与えよう」
と微笑まれたとしたら、
「いいえ、その義ばかりは遠慮申し上げます」
下りエレベーターを、あわてて逆走して逃げ出すことでございましょう。

2021
09.09

ひとりが好きではありますが、お女性がいなくてもイイというのではございません。

食事を美味しくいただくのも、お酒に気だるく酩酊するのも、健康のためにも、お女性は欠かせない大切な存在なのでございます。

たまには甘い言葉を囁きたいし、ふたりで歌をうたってもみたいのでございます。

それらは単語が音符のよーに、まるでちいさな花火がスパークしては消えていく、はかない言葉であってほしいのです。
意味を成す会話は、空間を汚しますです。

私メは、お女性と向き合いたくございません。
ただ美しさだけを感じたいのであります。

お女性が寝ている。目を覚まさないよーにそっと立ち、キッチンで珈琲をいれる、あの安心できる時間。
お女性だって同じではないでしょーか。

単語だけで一つになれるふたりはしやわせなのであります。
すき、おいしい、きて、よっちゃった、あつい、かたい、そこ、だめ、ちかくにいて、きれい、そーされると…ばか

言葉が会話になり、その会話が長くなるにつれて不幸がはじまるのであります。
意味を持つ会話はいりません。

お女性が眠っている。
目を閉じて、すこし口を開き、やわらかく眠っている。
ゆたかな髪の毛をしなやかにひろげて眠っている。

たとえ老いがしのび縮緬皺が胸元を翳らせていたとしても、眠っているお女性は乙女の面影なのであります。

冷蔵庫からまっかなトマトをとりだし薄暗い空を仰ぎながら丸ごと頬ばる。
また珈琲を。

それから寝室にもどり、冷たくなった指をお女性の腋にさしこむのでございます。
切り切れの単語が蝶のように部屋を飛び交い、ふたたび深い眠りにつかせるために。