2017
04.05
04.05
通りがかりの桜木が満開で、ふと足が止まったのでありました。
いつぞや…前世紀のことでありましでしょーか。
原稿を書くことが楽しかった頃のことであります。事務所に泊りかがりで、ひっしになってPCを打っておりました。
出来た!
の感動は解放感といちまつの淋しさの混じった虚脱感であります。
それで、おもてをブラつきました。いやお女性のお部屋へ向かったと記憶しております。地下鉄に乗り、目的地の駅で地上にでましたら狂ったような満開の花で埋め尽くされていたのであります。舗道にも桜がまいおち、やわらかな光だけが存在しているのでありました。
桜の黒い幹は、綿のようなたわわな桜の花びらで空をかくし、それがどこまでもどこまでも通りを霞ませているのでありました。
吹雪に覆われた村のよーでありました。
桜は春ごとに咲くのでありますが、感動の桜は一生のうちに、そんなに多くはありますまい。
そろそろ郷里で味噌作りをしなければ…私メにとって、最近は、桜はそういう目安になっているのでございます。
桜は段々と時報と化しております。ですが!今宵の先生の桜は大変に美しいデス。私にとっては感動の桜です!ご家庭の味噌作りなんてもうめったに見れるものではありませんので、できれば見学したいくらいデスヨ。大変に羨ましいコトです。
●十傳より→きょうだいなどに配るくらいですから、ちょぼい作業であります。
このお写真の桜と空の色 綺麗 生で見た桜より綺麗ということは 私 まだ人生で感動の桜にはあってないのかも知れませんね。専ら 団子ばかりで ダイエットに励みます
●十傳より→それでは、今後、きっと見事な桜に感動する時を迎えることでありましょう。
夜桜の下を徘徊するのが好きだという話をしていたら、学生の頃はよくベンチに寝泊まりしていたという強者がいました。東京なら補導されそうですね。今や、昼間出歩くのも肩身が狭い時代になりましたし…
●十傳より→水爆でも落とされたい気分ですね。他族も同族も嫌で嫌でたまりませぬ。
雷なら、スカイツリーに落ちたというニュースを見ましたよ。そのうち言葉狩りが始まりそうですね。
●十傳より→そーやってゲマトリアが作られたわけですね。
先生のおられるところは桜の花が咲いているのですか
こちらは まだですが、この温さに我慢できず 咲きだすかもしれません
私が通っていた小学校の校庭には 大きな桜の木が何本もありました
今も健在で、花見の季節になると大勢の人の目を楽しませています
小学生の1・2年の頃でしょうか
お昼休みに校庭で遊んでいると やや強い風が吹きました
その風によって 迫ってくるような満開の桜の花びらが一気に舞いだし
ウットリするほどの桜吹雪が
幼い私は 「 なんて美しいのでしょう 」と暫く桜のシャワ-の中で佇んでいました
そして周りを見ると、他の子達は 桜吹雪には目もくれず 遊んだりお喋りしたり
「どおして こんな美しいものを見ないのか」
「どおして感動しないのか」
幼い私は、自分の感覚は他の事は違い ズレているのだろうかと戸惑いを感じ
少し悲しい気持ちになりました
また桜の季節
桜吹雪の中、過去の幼い私が このコメントを先生に送っているかのような
不思議な感覚にとらわれています
●十傳より→こちらは所々で咲いておるくらいであります。
桜が咲きだすと、美女に囲まれたように不安になります。
●十傳より→片っ端から切り倒してくださいまし。
私もここ数年、
お味噌、醤油、梅干を作ってます。
今年は、紅麹を使って作る予定です。
玄米麹と味比べが、楽しみです。
●十傳より→味噌は旨いというより、市販のものに比べ、飽きがこないのであります。