2019
05.29
老母のこの世の果ての思い出に、老母の生まれ育った大阪に行って参りましたです。
ちょうど、モリオカの気温が34度。大阪27度。避暑でもございました。
そのお話は、語ってもつまらないでしょうから、ここまでとし、ハッと気づいたら、5月も終わろうとしているではありませぬか。
令和の洗礼のごとき事件が頻発し、それは激しいストレスの吹き出した氷山の一角のようにも感じられるのであります。
守ろうとする命と、捨てようとする命。
タレントごときの偉そーな感想にもムカッ腹がたつ、捨てよーとする命の持ち主の気持ちも分かりますし、守ろうとする命の最近の過剰反応も理解できるのであります。
それは熱風のよーに襲い来る避けられない世の常になるのかもであります。麻薬でもやっていないとやっていけない時代の到来であります。
ボイドタイムに価値が出てくる時代でもあるよーでありますです。
2019年05/31(金)00h09m in牡羊 ~ 13h44m
2019年06/02(日)07h54m in牡牛 ~ 20h49m
2019年06/05(水)00h45m in双子 ~ 01h18m
2019年06/06(木)23h13m in蟹 ~ /07(金)04h17m
2019年06/09(日)06h27m in獅子 ~ 06h47m
2019年06/10(月)21h03m in乙女 ~ /11(火)09h30m
2019年06/13(木)00h17m in天秤 ~ 13h04m
2019年06/15(土)04h47m in蠍 ~ 18h04m
2019年06/17(月)17h33m in射手 ~ /18(火)01h15m
2019年06/19(水)20h22m in山羊 ~ /20(木)11h01m
2019年06/21(金)23h03m in水瓶 ~ /22(土)23h02m
2019年06/25(火)08h11m in魚 ~ 11h38m
2019年06/27(木)16h52m in牡羊 ~ 22h33m
2019年06/30(日)03h40m in牡牛 ~ 06h10m
2019年07/02(火)06h50m in双子 ~ 10h24m
2019年07/03(水)23h25m in蟹 ~ /04(木)12h20m
殺人鬼は、あなたの心にも宿っていることを忘れてはなりませんです。
マスコミの振りかざす、その時々の正義感をまともに受け入れると、頭が鈍化してきますですよ。
ツキを失ってしまい、イライラが数回続きますと、手にした包丁を、守ろうとする命の持ち主の血で染めたくなるものであります。
占いは絶望を現世利益に変換する唯一の方法として、古来伝えられておる貴重な秘法なのであります。
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ボイドタイム /
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2019
05.25
モリオカまでの新幹線で、老人がお隣にお座りになりましたです。
一人旅のご様子でありました。
膝が出ても大丈夫なように、初めから折り目を縫い付けているおズボンを履いてらっしゃいました。
思い出の地をも再訪するのでありましょーか。予定表には、各駅の通過時間がメモされ、退職前の仕事が何かを彷彿させるのでありました。
午前中でしたから、死臭はまだ漂ってはおらず、車窓の風景を打ち眺めるお姿は、なかなか好感のある哀愁なのでございます。
「吉田のおっちゃん」
と名付けました。
その昔、京都の修学旅行専門の旅館で、働いていた不思議な占いの老人が、「吉田のおっちゃん」と呼ばれていたことは、なんどかUPしておりますです。
本物の吉田のおっちゃんは殺人者でして、目と眉が薄かったのですが、この一人旅の吉田のおっちゃんと、醸し出す哀愁は似ておるのでありました。
仙台を過ぎたころ、売り子を呼び止め、
「あんばん、あんぱん」
小銭入れから、大事そうに150円を探り出したのでありました。
「グランクラスにはどー乗ればイイのか」
とお聴きになりました。
売り子さんではラチが明きません。
「そうかい、そうかい」
吉田のおっちゃんは、受け取ったレシートをメモ帳に小指を器用に使って貼り、おもむろに、あんぱんのビニールの袋をひらき、あんぐりと口にいたしました。
あんぱんの甘さが刺激したのか、唾液でむせび、飛び散った飛沫を、お手拭きでぬぐい、何事もなかったよーに、あんぱんをあんぐり。
北海道の風に吹かれてたたずむ廃墟が浮かびましたです。
バイオリンの旋律が聞こえた気がいたしました。
最高にイイ日だ…私メはモリオカに降りる準備をいたしましたです。
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死の扉 /
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2019
05.24
日々が矢のよーに過ぎていきますです。
やっと秋だと思ったら、クリスマスが来て、はいお正月。そして桜が散り、平成に勝手にエンドマークをつけられ、令和だとさ。
心の安らぎは、お女性によってでしか得られそーにもありません。
そばにいてもらえるだけで、その発情した匂いを嗅がせてもらえるだけで、波に彷徨う難破船で揺られているよーな、脳髄が漂白されていく安らぎを得られるのであります。
快楽のあとの快い疲労に沈む、眠れるそのお顔は天使でありまして、白い画板にあえて薄く描いた鉛筆画みたいでもあります。薄く細い線を凝視することで、白の世界に入り込めるのであります。
ああ、ああ、去ってしまうのか。
唇に疼痛をのこして、ああ、ああ、みんな行ってしまうのか。
ボタンをはずし、ブラをたくしあげ、その乳房に名前を付けてあげましょう。右はすず、左はアリスと。
握ったペニスはケンジなのかオサムなのか、まさか翔というのは止めてください。
息を漏らし、涎を鎖骨の窪みにためて、お腹を痙攣させて、渚にうたう波のうねりに、汗ばむ背中に髪を散らし、私メは手の届くところにティッシュがあるかどーかが気にかかり、あるいは放屁を我慢し、夜の光を集めた瞳をみつめ、スイカの残額などを思い出したりしておるのでありました。
そうして漂白された脳髄に、ふたたび色彩がもどる頃、煙草の誘惑にかられるのであります。
花の数をかぞえました。
それぞれの物語があり、一面に咲く花であったとしても、ひとつひとつの灯がございます。
摘み取るまでの面白さ、摘み取ってからの蜜の甘さ。
花の美しさだけを満喫することにしておるのでありました。
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独断的恋愛論 /
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