12.29
十傳スクールで断易を取り扱ってから8年ほどになりましょーか。
受講生の皆様が、
「?」
になられるのが、日晨と月建の区別であります。
が、日晨、月建が分からないと断易の醍醐味は半減いたします。
大雑把にいえば、卦で「人間関係など」を見つめ、日晨、月建で「運」を見るのであります。
恋愛ですと、二人が好きあっているかどうかを卦で読み、しかし、好きあっていたとしても恋が成就するかどーかは分かりません。その恋の行方の運に関することを日晨、月建で判断するのであります。
簡単に言えば、日晨に支えられている二人は、運命的な縁があるといたします。
ところが、月建の助けがないと、愛し合うのが早すぎた関係、もしくは愛し合うのが遅すぎた関係といたします。
つまり、恋にも旬があるのであります。
「ああ、オレたちが出会うのは若すぎたのか」
などと嘆いた経験があるはずであります。
あるいは、
「もっと早くに出会っていれば…」
おたがいに家庭を持ってしまってから出会い、たとえば仕事の打ち合わせをしながら、
「ユーミンの曲で好きなのはどれですか?」
「卒業写真かな」
「わたしもです!」
つい力んでしまった口に手を当て、こわごわ男の顔をのぞきこむと、そこに不思議な熱を帯びた空気が生まれていて、胸をわしづかみにされたようなときめきに耳まで火照ってしまうのでありましょー。
もっとも、若いからダメ、老いたからダメというのではなく、恋の成長過程みたいなことを言いたいのであります。
では、日晨の支えがなく、月建からの助けがある時は、
「死ぬほど愛している」
と言葉を絡めあっても、時が過ぎると、嘘のよーに気持ちが退いていくのであります。
別に自分を待っている人がいるのではないか、
「遠くをみているみたい」
などと訴えられるのであります。
卜噬正宗の、黄金策総断千金賦曰く、
「日晨為六爻之主宰」「月建乃萬卦之提綱」
の意味を理解する鍵が、コレなのであります。
断易では男を官鬼、お女性を妻財で見ていくのが原則であります。
恋は男と女の双方の関係も大切であります。
お女性が占って、官鬼と妻財の形が良くても官鬼だけが日晨や月建の力を得ていても、男である官鬼の力が弱くては、つり合いが取れませんです。
そういうところもチェックして、はじめて、
「この恋は」
と断じることが可能になるのであります。
十傳スクール断易初等科(リモート講義)を来春四月から開講することにいたしました。
仮予約を受け付けますです。お問い合わせからどーぞ。
一か月15.000円+消費税×18回にテキスト代が加算される費用を覚悟してくださいまし。
断易講座がリモートで開催されるのですね。
非常に楽しみにしています。
ところで、断易初等科を受講するとどの程度まで占えるのでしょうか。
素人が日々の生活で使用する程度のことは身に付くのでしょうか。
教えてください。
●十傳より→私メは初等科を終えたところで厚木パルコで実占しておりましたです。人それぞれでありますが。
初等科で、始めから終わりまで一通りの事ができるようになるのですね。
日常的に使えるレベルを受講できるのであれば、前向きな検討です。
●十傳より→断易は、それほど範囲が広くはありません。深さがあるのであります。
18回ということは1年半ということですね。
費用が高めなので、今一つ踏ん切りがつかない状態です。
初等科の内容はどのようなものなのでしょうか。
気になります。
十傳より→三回払いであります。これで高いと思うなら、お辞めになって正解であります。
秘伝など含めて断易の初歩的AtoZを受講できるので受講料は妥当なのかなと思います。
それよりも、断易初等科の受講内容が知りたいところでした。
期間も1年半もの長期になるので、気になりました。
●十傳より→最初の6回は入門編、あとは鷲尾先生の残されたノートから、「断易講義草案」「断易用語解説」にそれぞれ6回となりますです。
やはり開催日は土日ですか?
●十傳より→と、予定しておりますです。
お世話になっております。手相セミナーありがとうございました。ぜひ、受講したいのですが、開催曜日や時間帯などざっくりとでもいいのですが決まっていますでしょうか?毎月第二第四日曜日午前に別の講義が入っており、そちらと重ならなければぜひ受講したいと考えております。よろしくお願いいたします。
●十傳より→詳細はブログでお知らせいたしますです。
断易で霊障があるというような卦が出ました。
用神の官鬼は日辰からみて弱いですが元神が世こうに付き、回頭生で、卦身が官鬼に付きます。
大丈夫でしょうか…
最近寒くないのに鳥肌が立つことがあります。
私が存在していること自体が霊障のようなものかもしれませんけどね…
十傳より→その霊を味方につけましょう。
ありがとうございます。なんだか安心しました。
実は少し気になっていて、護摩祈願を頼んだのでした。
●十傳より→やくざを味方につける要領であります。
不思議なことに官鬼溢れる卦が出た日には、休日、就業問わず、税金泥棒と剋合する日々です。避けられないのが不思議ですねー
●十傳より→まったく不思議であります、断易は。
十傳スクールで販売した神蓍の木材は何の木でしょうか?
固い木材ですよね。
●十傳より→忘れましたです。神蓍を注文した業者は、「在庫が少ないんだよね」と言ってましたが。
小野先生、本年は開運エイビス、パワーボックス、しやわせカードとゲットでき最高でした。新年が楽しみです。
小野先生「良いお年を」。先生のブログをご覧になってる皆さんも「良いお年を」。今夜の奈良は久しぶりに少し雪が舞いました。
●十傳より→こちらこそ、「良いお年を」であります。
仮予約の期間はいつまででしょうか。
先生は、本日が仕事納めとのことみたいなので、年末年始は避けた方が良いのでしょうか。
●十傳より→年中無休であります。いちおう、仕事納めと言いたかったのでございますです。
12/26辛儀の吉方位を実行してから、いいネタはいろいろ出てくるものの、苛つくことが増えました。辛儀ってどれもこんなもんですか?
●十傳より→集中力にもつながりますけど。
他のスクールの予定は、別の機会のお楽しみということですね。
楽しみにして、待つことにいたします。
●十傳より→奇門遁甲初等科、四柱推命初等科も予定しておりますです。