08.17
猛烈な熱気の東京駅から東海道線に乗り込んだのであります。
モリオカは雨でしたが、東京は干上がり、火薬のニオイが充満しているのであります。
ポロシャツはすでに汗だく。
冷たい空気は下へと流れるだろうという小学校程度の知識にたより二階建て車両の一階のシートに腰をおろすのでありました。
あとは品川、川崎、横浜、大船と車窓をながめるのみ。
もはや、昨日までのモリオカでの出来事は虚構のようであります。
ジョルノが迎えに出てくれたのであります。
吠えません。
尻尾を激しく振ることで私の帰宅を喜んでいるのであります。
なかなかいいイヌではありませんか。
お盆中に訪問したお宅ではイヌに吠えられ、いささか気分を害したこともございます。
カカトをガブリと噛みやがったイヌもございます。
飼い主はそんなイヌをわらってみているのであります。
家族の一員だからなのでしょうか。
だいたいにして日本人はイヌのシツケが甘いのであります。
客が来たなら吠えることはおろか噛みつくなどとんでもない話。別室にひかえるようにシツケることを、飼い主にシツケなければなりませぬ。
世の中にはイヌ嫌いの人もいるわけであります。
また口臭にも気をつけなければなりません。毎朝、歯磨きをする習慣は、いまや常識になりつつあるのであります。
おお…ロメオ。
待ち続けていたという目で私を迎えたのでございます。
人間の女殿もこうはいきませんです。
飛びつきたいのでありましょうが、ベタベタすることを私は好きではないと知っているのであります。
頭を撫でてやってからでないと私に甘えることはできないのであります。
やや痩せておりました。
こうしてアダスの日常は再開するようであります。
まぁ、その前に、部屋の冷房をつよめにして、イヌたちと昼寝などをいたしたのでありました。
ロメオは本当に賢いよい子ですね。
でもでも、うちの子も負けてませんよ。
無駄吠えしないし、お客様に噛みつくなんてとんでもない!
ハウスでおりこうさんにしています。
今の子はMダックス。友好的で優しい性格という、元々の気質もあるかもしれませんが、やっぱりイヌは飼い主のしつけ次第だな~って思います。
●十傳より→自分では可愛いイヌだと思っていても、他人にはただのケダモノ。これがペットの本当のところだと、今回はつくづく反省させられたのであります。
犬を抱いて歩いている人、自転車に乗せている人、
綱吉要素があり要注意でございます。
「オスですか?メスですか?」なんて聞こうものなら、
キーッと睨まれるはずです。
「男の子ですか?女の子ですか?」と言うのが正解みたいです。
物言わぬが癒してくれる植物が合っているみたいです。
●十傳より→とにかく日本人は異常であります。お犬様民族なのでありましょう。サルがイヌをつれている図であります。
可愛いJKにはシッポをフリフリ媚び媚び犬
邪な人間のオスには猛獣犬
よって
うちのワンコはおりこうさん(おばかともいう)
と勝手な解釈をしております
十傳より→ペットの元型は、番犬とか狩猟犬でありますから、それらを考えると、飼い主にとって都合のイヌであれば、それは文句なしのペットなのでありましょう。
ドイツとか、イヌの躾がしっかりされていますよね。
マナーがいい。人の迷惑にならない。
飼い主にとっては可愛いペットでも、他人にとってはただのケダモノ。
それって、子供に関しても言えると思うんですよねぇ。
親にとっては可愛い子供でも、他人にとってはただの暴れ猿…なんてこと、よくあります。
ついでに言うと、赤ちゃん言葉で「オバチャンにバイバイは?ほらバイバーイって。」とかなんとか言ってる母親…うえぇ~って感じです。
あたしは子供に好かれるけど、マナーのなっていない子供とその親はキライ。
ごめんなさい。暑くて気が立ってるみたい…。
●十傳より→「娘とは友達のような関係です」などというタレ尻カァちゃんも汗顔モノでございす。同窓会でも色気ババアにようはない。娘を連れて来いって感じですね。ごめんなさい、ナニが立っているみたい。
女性は、いつまでも女みたいです。
みたいですが、おばちゃんに色目を使われても困る次第です。
観てみぬふりをするのです。
花盛りな子は、今が売り時と本能的に知っているようで、
随分と高飛車な態度です。
それでもお構いなく、じっーと見るんですけど。
フェロモンが出ているか、出ていないかの違いですが・・・。
花の命は、短いのであります。
●十傳より→枯れ尾花の命は、じつに長いでありますねぇ。まぁ、それはそれで美味しくなくもないのでありますが。枯れているにもかかわらず、花盛りだと間違って認識していることが問題かもであります。
あたしはどういうわけか
若かりし頃から≪特に≫おっさんからの人気を博している。
≪特に≫と態々記したのは、
勿論、年代を問わずモテモテだということを強調するためだ。
「○○ちゃんはフェロモンプンプンだよ」と
職場の上司はリップサービスとばかりにぬかしあそばす。
表面上はニコニコ笑顔で応対する。
しかし、内心は…
全く!
とんだセクハラ発言だ事
世の中の流れというものを掴んでいないわ
言った相手があたしでラッキーだったわね
だ。
なんで怒るの? 良かったじゃない? といわれそうですが
全然よろしくありません
おっさんが好みの相手でもなく
おっさんに色目をつかった覚えもなく
しかもあたしはキッチリ仕事モード
そんな場面で、性の対象的な発言をされては
〈おっえぇ~、キモ!〉だ。
今回は、daiさんのおばさんを可愛らしく挑発する発言に刺激を受け、
おばさん代表であるあたしは、あえて、
『あたしってホントはフェロモンプンプンのイイ女なのよん』になってみました。
売り時ってなーに?
「あたしの美しさは永遠に不滅です」だ! プンっ!
●十傳より→さきほどスーパーで、よく熟れた食い時の、福島県産の桃が格安なのに売れ残っていました。迷うことなく買いました。50代は怖いモノなどありませぬ。
とっても安かったことに加え
身体によくないものが含まれているかもしれない・・・
いやいや世の中の全ての毒は
あたしの体内で浄化され、そして、体外へ出ていく
そんなことを思いながら食べる白鳳
いつもより2倍も3倍も美味しかったです
●十傳より→毒は最上の味。果物も女も。
挑発されましたですか・・・。
嬉しい限りです。
最近まで、偽りの自分で過ごしていましたが、
先生の書籍などを拝見して、「学生時代の自分」というのにビビっときたわけです。
学生時代、やりたいようにやり、言いたいことを言い、
それでも、「お前は、面白い。だが、相手を選んだほうがいいぞ」と友達が親切に忠告。
社会に出ると、段々と面白くない自分がいるわけです。
「もっと素直に生きてもいいんじゃない?」なんて思います。
今日も、二人、誘惑してきました。
火曜日は、二十代の子とデートです。
●十傳より→世間一般の情けは無用でありましょう。プリプリな果物は男に食われたくて仕方ないのであります。若い男などにまかせてはおけませぬ。上手に食べてやってくだされ。
ゆっくり、じらしながら食べとうございます。
●十傳より→オタノシミでありますね。