06.17
思春期をむかえると、恋の花がいっせいに咲くように、梅雨の季節にはいったとたんに、そこかしこで紫陽花が花ひらいたのであります。
恋はめんどうでありますが、恋していない時というモノも無味乾燥で、まこと虚しい気分であります。
年を取りますと、疲れる恋は避けたいのであります。
口先の恋が最高であります。
心の深みまで根を下ろす恋は、煩わしくてならないのであります。
気力が弱くなったせいでもありますけれど、深い恋はどれもみな同じく思えるのでございます。
次はこうなって、ああなって、そうなるだろうと予想がつき、実際に、そのいつか来た道を通るのであります。
口先の恋は、ふたりのジャブの連続でありますから、とても楽しいのでございます。
作られた目つき、作られた笑顔、作られた言葉の数々。
真実を告げられないだけ、距離感というか遠慮がありますから、いつも新鮮でいられます。
お女性は、なぜか記念品をプレゼントされたいようでありますね。
「いつも、あなたを感じていたいから」
の言葉をよく耳にいたします。
が、男は…私メ限定かもしれませぬが、長く保存するものをプレゼントするのは苦手であります。
たまに旅先などでみかけたものを贈ることは例外ですけれど、オネダリされてプレゼントするのは不自然に感じるのでございます。
口先だけの恋ならば…まだ恋が結ばれない成長過程の恋ならば、プレゼントも可能でありましょうが、恋が落ち着くと、気持ちが変わってくるのであります。
「釣った魚に餌を与えないつもり?」
というのでもございませぬ。
おデートのときに、食事代などすべてを支払うのが悪いのかもしれませんです。
たまにはお女性に出費を求める方が賢いのではないかと思うのであります。
さんざんにご馳走になっておいて、そのうえプレゼントもか…!
なんてヘソが曲がることもあるのであります。
こんなことを書くと、大いに反発を喰らいそうですが、あるお女性が呟いたひとことがございます。
「恋にも裁量は必要ね、不倫はとくに」
コレでありました。
そのお女性は、最低限度の経済性を有していないと、不倫をしてはいけないと語るのでありました。
男には、まことに嬉しい意見でありました。
恋も生き物であります。紫陽花のように色を変えるのであります。
どのような変化がおきようと、恋を謳歌するには、平等とまではいかなくても経済性は必要であります。
デートに備えて、メイクや着るもの、ピルなどで、男の気づかない出費があったとしても、男の好意に慣れてしまうと、イザというとき、ここ一番のときに、お女性は「裏切られた」と傷つくものでありますです。
「ここは私が払うね」
損したと、そのときはお金を惜しくなるかもしれませぬが、長い目で恋をみつめると、この姿勢は賢いようであります。
男どもが草食系に化しているのは、このへんに原因のひとつがありそうなのでありますです。
不倫は一番贅沢な遊びだよ…と、教えられたことがあります。
遊ぶのにある程度のお金は必要なわけで、
そしてその出費が、生活や家族に影響してはいけないわけで、
それをよく分かった上で、
大人なら、自分の遊ぶお金くらいは自分で用意したいものですね…。
でも私、
ご馳走になったとき、どうしていいかわからないっていうか、身の置き場がないというか。
相手の男性がお金持ちと分かっていても、なんか悪いような気がしちゃって。
おそらく、こういうトコでお礼をかわいく言えたらポイント高いんでしょうけど、
ダメなんですよねぇ~。妙に堅苦しく「ご、ご馳走さまでしたっ」とか「わ、私もだしますっ」ってな感じで、かわいくねぇ~って自分でも思います。
相手にケチケチ感を与えず、
且つ、どちらかが出すばかりではない…
お金のさじ加減は、恋愛においてとても難しいと考えています。
●十傳より→銀座のオヤジが語ってましたが、「女と遊ぶ支出は収入の10分の1以内。それを超えたら身を滅ぼす」というフレーズは、そのまま女性にも当てはまるかもしれませんです。
紫陽花の美しさが堪能できるお写真ですね。
仰るとおり不倫には経済性を含めた、あらゆるゆとりが必要なのだと思います。
もちろん、お互いさまに。
口先の恋ができるのは、自分を装うゆとりがあればこそ可能なような気がします。
余裕なくって、すぐさま全てをさらけ出したくなるので反省しきりです。
●十傳より→自分をさらけ出して楽になると、相手はそれが重荷に感じることもありますです。もちろん、さらけだす種類にもよりますが。
五十代妻子あり(今のところ)、恋人?あり。彼女に、ついに告白されました、
つかの間のひとときを過ごし、さーて近場で腹を満たそうと、誘ったところ、
明日から仕事が忙しくなるから調べものしたいと言い出し、私は「いいよ、待ってるから」と
返事をしたら「あたし帰るところがある人が好きなの」と、確かその様な事を言ってきました。
それじゃあ仕方ないと思い、帰る道中彼女の言葉を反復し、どういう意味だったのか?
帰る家? 帰るところ・・? いや別々に住むという意味か?マサカな~と、、。
エースコック(彼女)も 所詮セフレか~ 居ないよりいいか、、と、淋しい気持ちで家に着くと
痩せ狐どもが 「ったく~もう帰ってきてー 遅くなるって言ったじゃない」と自分らだけ
寿司をとって食べており、ハナレの物置兼書斎に閉じこもった次第です。
今日の競馬も負けました。妻には恋をして結婚した訳でもないし、このまま恋愛から見放されて死んでいくだけ、、か。 ちょうど先生のブログがタイミングよいお題でした。 ああ、なんだかめまいがしてきました。
●十傳より→つかの間のひとときを過ごせて良うございました。世間にはセフレにもなれないお方がたくさんおりますです。男女の関係にも順位がございまして、セフレは上位にランキングされておりますですよ。
記念品ですか? あんまり欲しくないな~。別れたら すぐに捨ててるし。
未練がましいのが苦手、っていうか 次に進みたいから。 消耗品が一番いいですね!
ウチに来るたびに 油とかトイレットペーパーなんか持ってきてくれるのがイチバンかな~。
●十傳より→コンビニの弁当とビールをさげてお女性の部屋にかよった懐かしき時代を思い出しました。「生理用品も」なんて指示されたりしましたっけ。
お米なんかもいいよ、来るたびに冷蔵庫いっぱいにしてもらってもいい。
米櫃にあけて 前の男からの、今のからの と 継ぎ足し継ぎ足し ・・・ってね。
●十傳より→「米びつ」という響きが哀愁と切実さで、男の胸を直撃いたしますですね。冷凍のから揚げなど、もうぜいたく品っぽいでありますね。
十傳先生こんばんわです。初めて訪れた寺で、あ形の仁王様が、(修理から)退院されました。うん形の仁王様はこれから、入院とのことです。何かの予兆でしょうか?
●十傳より→あ形の仁王との縁があるのかもですね。あるいは「すれ違い」という予兆とか。
十傳先生こんばんは。
スイーツのお返しに何かプレゼントは、オネダリ致しません(笑)
不倫は……苦手です。
第一希望は先生とハグです!
●十傳より→ポップコーンの体臭が移ってイヌに吠えられますぞ。
「生理用品」といえば…
学生時代に付き合っていた彼の部屋を訪れたとき、
急にはじまってしまって困っていたところ…
(当時コンビニは23時までしか開いていなかったので)
「よかったらコレ使う?」と彼。
この際どんな彼女が置いていったのかなんてどーでもいいし!
とにかく「あって助かった~!」といった思い出があります。
その彼は今の夫ですけれど。
そのエピソード、たまに晩酌の肴にしたりしてます^^;
●十傳より→モテない亭主より、モテモテのご亭主で良うございましたですね。生理と妊娠については男の理解をこえる部分でして、おおいに慌てますです。
十傳先生再度お伺いしたいのですが・・・。「すれ違い」とは、タイミングが、噛み合わないという意でしょうか?
*うん形の仁王様も、まだ、搬送されていませんでしたが。
●十傳より→予兆は、あくまで個人的なモノですから「すれ違い」をキーワードにしてご本人が解釈することがイチバンであります。それにしても神社仏閣系で面白い出来事が連続いたしますですね。おっとと、これについてもご自分でお考えあそばすのがイイかと。
不倫、口先の恋は疑似恋愛を楽しむ時間ですね、良いですね。
深い恋ねー、いつか来た道の繰り返しでもいい、ただ、それ相応の人が
出現しないのも現実。 結婚してしまった以上無理か・・・。
やはり今となってはどっちも面倒です。
●十傳より→エアロ、旅行、語学、不倫。どーやって暇つぶしをするかが問題でありますですね。
やはり、ガーデニングか盆栽あたりに落ち着くかと。
美しく仕上げて、コンクールに出場!
●十傳より→スケベですねぇ。いいですねぇ。開運ガーデニングってのもありますですよ。盆栽も、死ぬまでの暇つぶしにもうってつけです。時間のかかる趣味なので、早く始めないとタイムアウトになるかもです。
心まで欲しくない、とはっきりのたまう男には
体だけ与えていればよろしいのでしょうか?
あと腐れなく遊べるタイプですか?
●十傳より→心もカラダの一部だと私メは考えますです。カラダだけの関係だとしても、どーしても心もなびくわけであります。そこで傷が生まれるわけであります。それでもイイと覚悟できる相手ならば、かまわないでしょう。が、「心は欲しくない」という発言は、面倒なことにはなりたくないという気持ちからのことでありましょう。遊んで捨てる男ならば、そういうことは口にしないモノであります。
わたし、お金ないのに不倫をしていました。
だんだん 彼の嫌な部分が鼻につき 別れようとしたら逆上されてさ、
「妻に全部話したら君も慰謝料を請求されるんだ!」と脅され?ました。
わたしの人生の最大の汚点となった男で、思い出すのも恥ずかしいんだけど
わたしは開き直って 「いいんじゃない、わたし ほらお金ないし、裁判?
どうせ暇だし面白そう、人生勉強にもなるし。」と言いってやりました。
めでたく、それっきりになりました。
逆にお金があったら、どうだったかなーって。
●十傳より→その男の人は、裏を返せば、お金を第一に考える人だったってことでありますね。逆上すると、その人の本音が出るモノでありますです。ごーりき殿にお金があってもなくても結果は同じでしたでしょう。
私の旦那は、付き合っている時に別れたいと
私が言い出したら、今まで払った金全部
返せ!!と逆切れされ、じゃあ私がプレゼント
したバーバリーのマフラーとか、フォーマル仕様
の革靴を全部返して。と言うと、全部捨てた。
とぬさばり、色々しつこく付きまとわれ、脅迫
までされ、交際をしていました。
家庭が不安定だった為、結婚して子供でも出来れば
変わるだろうと思い、成り行きのまま彼と結婚しました。
が、彼の行動はエスカレート…DVもあり、離婚してと
言うと、結婚式の費用返せ!俺はお前に利用されたから
慰謝料も払えと言われました。
今では怖くて何も言えません…実家で、もんもんと
過ごす日々でございます…
すいません、お金の話題で思い出し、思わず愚痴りました。
●十傳より→それが実話ならば、幸せの半分を喪失した状態でありますですよ。別の生きがいを見つけないと、つまりませぬぞ。幸せの半分は、まだ健在であることをお忘れなく、です。
はい、今、その別の生き甲斐を探している
最中です。でなければ、生きた屍の様です
から…
子供がいるから、まだ何とかやって
いっている様なものです。
凄いしんみりしちゃいましたね…
●十傳より→イエス・ノー、ゴー・ストップを無理にでも明確にすれば、何をすべきか、すぐにみつかるものですけど。
そうですね、やってみます。
●十傳より→健康を大切にしながら、でありますですよ。
もう少し発見が遅ければ今度こそ無事この世とおさらばできたであろうに、、、目を覚ましたら木村多恵のような顔が目を吊り上げてのぞきこんでおりましたです。あー又しても失敗かー、、袋いっぱいの薬を持たされ、昨日退院してきました。エースコックからはメールもなし。恋愛もできず、楽しみもなく、あの世へ行くこともできず、禁止されてる暗闇の中でこおしてピトピトとキーを叩いており ます。交通事故の後遺症があるもので。
●十傳より→お気持ち70パーセント理解できますです。百年後には確実に、お互い、あの世にいっておりますです。まずはエロ画像を処分しなければ、と日々おもうのであります。もうひと花咲かせようじゃありませんか。