04.07
どうしてもどうしてもシュークリームを食べたくなる、そんな衝動に襲われたのであります。
この感じ、分かりますよね。
しかし、食べたいからと、そのまま節制もなく口に入れてしまうのは実に惜しいのであります。
発情している時、バケツの水を捨てるようにはやばやと射精するよりは、さらに忍従して快楽をより深く大きなものにしたいような欲張りな気持ちになりまして、シュークリームをむさぼる前に料理をすることにいたしましたのであります。
欲望を圧縮し、極限までねじ伏せることによって、すさまじい優しさが出るのでございますです。
鳥のささみを、叩いてのばし、それにメリケン粉(小麦粉のことであります)をまぶし、揚げるのであります。
相手の女の子をなんどもイカせるようにゆする塩梅であります。
強くなく、さりとて弱くなく、スライムにでもなったように細胞のひとつひとつまで浸透するように執拗に愛するのであります。
愛という言葉が似合わなくなるほどに彼女のカラダから底知れない潮をふきあがらせ声を枯らせ、お下品な音を鳴らせ、そしてこちらも睾丸の奥からとてつもない切ないやさしさが逆流してくるのを実感いたすのであります。
かくしてミラノ風カツレツ風鶏のカツレツが完成いたしたのであります。
キンキンに冷やしたワインで喉を潤すのであります。
あたかも途中で休憩をはさみ肩で息をしながら二人がほほ笑み合うかのように。煙草の火をつけあうかのように…であります。
サクッとナイフがこころよい音を立てて薄い肉を切断していくのであります。
塩せんべいのような歯ごたえと程よい油の加減が口に広がりますです。
バルサミコとオリーブオイルを多めにたらすのであります。それは来るべきシュークリームを口にする時に、その甘さをよりふかく味わうためなのであります。
いよいよその瞬間がせまっているのであります。
私はシューを掴んで
「もう我慢できない!」
と唸るや、おびただしく射精し快楽と不思議な体温変化に見舞われてガクガクと痙攣するような震えに身をまかせる終焉の時みたいに、ついにシュークリームのなかに舌先を突きたてたのでありました。
「うううぉぉぉっ、これを待っていたんだよ」
「ほんとう?」
とシューが尋ねます。
「最高だよ、どんなに苦しかったか分かってるだろう?」
「あたしだって…!」
気づいた時、あれほど欲しがって求めて、そしてその場にたしかに実存してあったはずのシューの姿はあとかたもなく消え去っていたのであります。
ああ、シュークリーム。
また逢いたいのでありました。
おさぼりしてブログを覗いた時にふき出す失態を演じて以来、
「は」の口元にして軽く手を当ててからブログを覗くようにしていました。
よかったぁ、用心していて。
ヌカッテいたら、もう一度噴射するところでした。
それにしても、あたしと負けず劣らずの、いや、
あたしの遥か天上のハイレベルな先生の妄想生活、超楽しそうですね。
シュークリームのなかに舌先を突きたてる?
そんな頂き方は今迄いたしたことございませんです。
是非ヤッテみたいであります!
平日夜は肥満と隣り合わせなので、休日の朝に決行するように致します。
冷たいシュークリームよりも人肌程度に温めたものの方が…かな?
こちらまでドキドキワクワク楽しくなりますです。
毎度さんきゅうであります。またよろしくでありまする。
●十傳より→つめたいシューだと舌先の粒々があらわになって、それはそれで美味でありましょう。舌先をシューの中に入れて前後にじゃぶじゃぶクリームをかき混ぜるのが極意なのであります。
ミラノ風チキンカツ 超、美味しそうなのに
読んでいましたら 食欲減退 ・・・ ゲンナリ。。
機内でしたら 悪酔いしそうです
が、毎度 先生の悪趣味さには 惹かれるものがあります・笑
私は子供の頃から サバラン、ババ が 大好きです
まもなく 本場に行くので 爆食してきま~す
(愛する国に入る前に 寄り道しますのです)
なんか・・東はワシントン 西はスイスにまで 飛散してるそうですね
申し訳ないっていうか 悪い気がしないでもないです
・・って私が 気を使ってどうする みたいな・爆
下半身の裏側が 被爆してるので(低温ヤケド跡 消えないのです)
強制送還されないことだけが 唯一の 心配事であります。。
●十傳より→低温ヤケドは根性焼きもそうでありますが、全治に半年はかかるでありましょう。楽しい旅行をば!
実践レポートです。
先生、ご推奨の正しいシュークリームの頂き方を試してみましたよ!
だけど、残念ながらできませんでした。下手くそ過ぎです。
《舌先をシューの中に入れて前後にじゃぶじゃぶクリームをかき混ぜる》
こんなことができる先生ってすっごい!
ヨーシと勢いよくやってみたら、あゃっりぃゃ…
くりーむとよだれを掌に垂らしそうになりまして、スピードを落としても失敗。
なので、シューの中だけでクリームを上下にかき混ぜるにとどめて、
(前後は高度過ぎて上級者向けであります)
シューから唇を離さないようにして舌を口腔内に格納いたしました。
〈ん~?…クンニの時のベロの感触ってこうなのかしら?〉
と思い耽りながらまったりと頂きました。とってもおいしかったです◎
●十傳より→イエスであります。円運動、縦舐め、横舐めと、こうやって女たちのために日々、訓練をしているのであります。
なんだか殿方の間でシュークリームがブームになる予感が…
切磋琢磨、切磋琢磨…
●十傳より→民主党の枝野なぞは政治よりシュークリーム舐めの方が上手そうなのであります。
写真にロメオ君が写っていますね、
やっぱり可愛いですね!大きさも
ちょうど良い感じですよね。
このアングルといい、写真の構成といい
なんだか気に入ってしまいました。
●十傳より→ロメオは見つめるだけて結局はありつけないのであります。美味そうなものばかりくってやがると、さぞおもっていることでありましょう。
それから、先生の書いてるセックスのあり方は
私の理想でもあります。そんなセックスを一度
は体験してみたいと思うのです。
●十傳より→心三割、肉体七割ってイメージであります。が、心も肉体のひとつと思っていますから、そのへんは曖昧でありますね。汚いところを丁寧に愛することがセックスでは重要と考えておりますです。
それ、私も同感です。良いですね。
私はまだそんなセックスにありつけて
いません、なのでいつも夢見ています。
そんな素敵な男性と、出会えますように…
●十傳より→多少、どぶ川に手をつっこむ勇気は必要かも、でありますです。
それは、どういう意味なのでしょうか…
●十傳より→ソレって何でありましょう?
ドブ川に手を突っ込む勇気とは…?何なの
でしょうか…
●十傳より→まあまあご自分でお考えくださいまし。
汚い所を丁寧に愛する、ですね。
●十傳より→虎穴に入らずんば虎児を得ずっつうこともありますです。