2011
07.06

隣に偏屈な老人が住んでおりまして、真っ赤な浴衣を着て車ででかけましたので、そのお庭をのぞきましたらば、紫陽花がようやく花を咲かせているのでした。

鎌倉ではもうすでに紫陽花は満開をすぎておりますです。

偏屈老人の庭の紫陽花をうちながめるほどに、今日は「人生もだよなぁ」などと考えさせられるのでありました。

生年月日が同じなら、運命も同じという理屈ですよね、なんて鬼の首でもとったように大騒ぎする人々がおりますが、世の中にはおなじせい年月日の人なんてたくさんいるのであります。その人たちが同じ運命てないことぐらい、考えなくても分かることなのであります。

いやいや、大騒ぎする人たちは「だから占いなんてあてにならない」ということを言いたいのでありましょう。
ソレに対しておバカな占い師も「いいえ、生まれた時間がちがえば運命も異なるんザマスのよ」なんて自滅的なことを言ったりして対抗いたします。

同じ生年月日という種と思えばいいのであります。
同じ種でも、育つ場所が違えば、偏屈老人の庭の紫陽花のように、やっと今日になって開花したりするわけであります。
風俗で働く女の子に、とても高貴な生年月日の子がいて、驚いたことがありました。
けれど、彼女がもしもちゃんとした家のお嬢様だったらどうかといえば、お父さんに依存して暮らしていたはずであります。
そういう依存できるお父さんがいない家庭だったために、ある意味、多くの男に依存できる風俗で働くことになったのかもしれません。

このように、おなじ生年月日でもさまざまなのであります。
それを推理していくのが推命学というわけであります。

いまのところ、こうやって推理を楽しめるのが四柱推命ではないかと思ったりいたしますです。

  1. 紫陽花の色の濃さは土壌がアルカリ性だと薄い色、酸性だと濃い色の紫陽花になるそうですね。
    父親も違えば娘の運命もだいぶ違いますよね。
    付き合う女性には冷たくても自分の娘には本当にやさしい人を見ると悔しくなります。外国の司法試験に受かった娘は努力家で自分より素晴らしいと言う男性がいますが、その土壌の基盤を作ったのは父親であるその男性なんですね。
    医師の家庭で育つ娘は本を読む頻度がものすごく高いと統計が出ているそうです。
    昔、実際にその娘さんとお会いしたことがありますが、可愛いのですが仁王立ちで刺すような視線で見られました。お父さんそっくりでした。
    自分の父親を尊敬できる女性って一番羨ましいです。

      ●十傳より→ファザコン娘と付き合うのも大変なものでありますですよ。父親のことをちょっと批判しただけで、泣いて怒られたことがございましたのでありました。

  2. 泣いて怒られたなんてオノ先生が付き合われたその女性は田中真紀子さんですか?

      ●十傳より→似たようなオナゴ殿だったかもしれませんですね。

  3. 似たような田中真紀子さんのようなアナゴ殿だったのですね。
    将来、子供が出来て女の子だったら私、不安です。自分が娘だったことで辛酸を舐めたので女の子にとっての愛情がどれほど大切なことかわかるからです。

    ●十傳より→女の子供を愛せるか自信がないというわけでありますか? なぁに、女の子から愛されることでありましょう。そこでなぜ親から愛されなかったかという生涯の謎が解明されるのであります。結びつきながら否定し合うのが親子というものでありますれば。愛されなければ憎むしかないわけでありますが、憎んでも憎んでも、親と似ている自分の容姿が追いかけてくるのでございます。親を憎むのか自分を憎んでるのかすら分からなくなり、はては我が子に対する愛情をも否定したくなるのでございます。許容度をひろげ、心にもうひとつの部屋を用意しておくしかありますまい。

  4. うちは男子の双子がいて、2卵性ですので、顔や体型、性格が全く違いケンカの絶えぬ日々です。間違いなく別々の道を進んで行くんだろうから、運命もそれぞれ違うだろうなと楽しみだったり、心配だったりしています。
    双子ということで、出産が予定日より二週間半早く医師に決められてしまったことが、なんだかいまだに腑に落ちない私です。二週間半なら体力的にまだ大丈夫だったような気がしているんです。だと、星座がひとつずれていたはずなので。

    私は、母親と反りが合わず、一緒にいることが苦痛でたまりませんでした。母親と仲がよい友達がうらやましかった。
    今は4歳の娘を持って、なんて幸せなんだろうって思います。「マァマ、ずっと一緒にいるからね」なんて言われたら、可愛くてギュッとしてスリスリしちゃいます。が、適齢期になったらちゃんと売れて、愛されて欲しいなとも、心配しています。

    ●十傳より→女の子は、年頃になると突如としてメスになりますです。それから30代になってふたたび娘にもどるようであります。双子は、占いでは一人しか占えないというか、双子のうちの片方は当たりますが、もう片方はハズれるとか。姓名判断や手相なら別ですけど。

  5. 2ヶ月前、家の前に偏屈なジジィが引っ越してきました。平日の朝6時45分、
    出勤しようと着替えていると、ピンポーン。
    ジジィ「向かいに引っ越してきたものです。年寄りで厄介だと思うだろうけど、、。」って
    わたし「朝だから忙しいんだよ。」と、つっぱねました。
    それから2週間後に改めて忠告させていただきました。
    わたし「歳だから厄介じゃねぇんだよ。常識がねぇから厄介なんだよ。」と。
    年寄りは敬えなんていいますけど、無理なものは無理。
    ほんと、いろいろ迷惑かけてくれますから、、。

      ●十傳より→私の隣の偏屈ジイさんも近所から嫌われておりますです。が、常識のある年寄りはつまらないかもしれませんです。

  6. 子供は当然に本当は親が好きなんですよ。
    男性とのお付き合いでも同じことですが、愛を受け止めようとすることが、親だと思うんですね。
    最初から愛をちょうだい!なんて思う事やひねくれている子供なんていません。
    父親を反面教師と思うことがどれほどのストレスか計り知れません。
    もうすぐ両親が離婚するので今までの父に感謝できると思います。
    今日は素麺食べて厄払いします。

    ●十傳より→こりゃ、そうめんを千杯も食わないといけなそうでありますですね。