2012
08.07

調布に住んでいた頃の、ご近所さんが、今夏もいらしたのでありました。

というか、「便利、便利」というところでありましょう。
浜までクルマで送り迎え、そしてシャワー付き、ビールもワインも飲み放題とあっては、利用しない手はないのでございましょう。

私メとしても、別に苦痛ではありませぬ。
翌日、砂だらけのバスルームに腕組みはいたしますけれど。

が、ことしはオリンピック。
彼らは、これを観賞するのであります。
前夜のゲームのヤツを夢中で見るのであります。
それをニコヤカに眺めてはおります。
しかし、
「猿ども、負けてしまえ!」
「ドプスなど死んでしまえ! 日本に水爆を投下してもいいぞ!」
「負けたら首をくくれ!」
と心のなかで叫んでいるのでありますけれど、それを、
「ああ、惜しい!」
「もう少しなのに…」
などと心を偽るのもタイヘンでありますです。

まぁでも、一年ぶりの再会でして、若かった亭主もすでに二人のおじいさん。
若かった娘夫婦もなんとなくドズンでいるのであります。
いやいや夫は家庭を放棄して離婚したとか。
「じゃあ、おじいさんであり、お父さん代わりもするんですかぁ、はぁ」
「仕方ないよね」
活発なのは、その二人のお孫。

これが実に可愛い女の子なのであります。
「ここに住んでもイイ?」
なんて聞かれて、いいよいいよ、ほしいものをなんでも買ってあげるから、などと目尻を下げてしまうのでございます。

ロメオはあまりの賑やかさに驚いて私メの書斎に退避するのでございました。

  1. 子育て中に「今が一番可愛い時よ」と言われ、は?自分の子供はいつだって一番よって
    思いましたけど 確かにその3歳くらいまでが一番だったですね!

    次は、「子よりも孫の方が断然可愛い」という年代に近づきつつあります。
    年寄りが孫を、孫をと夫婦に要求するのは、若返りたい願望だそうです。
    意地を張って、乳児、幼児嫌いとなっております。が、先日顧客様のお子様(男の子)
    のあまりの可愛さに(6歳)心がなびきました。誘拐しそうになりました、笑。

      ●十傳より→誘拐の次は殺したくなりますでょ。

    • 先生から見てもそんなに可愛いお子様なのに、放棄していく旦那さんもいるんですね、
      もちろん夫婦間のこと、二人にしかわからない事情があるのでしょうが。

      ●十傳より→生まれる前に逃げ出したらしいのであります。18歳同士の結婚の果てであります。

  2. わー!おんなじです!私んちも「海辺の宿命」です。
    もう、海の家化しています。
    お家から水着で行けて、シャワー付きのご飯付きの冷房完備。
    洗っても洗ってもジャリジャリのバスルームに、毎年ムキーッ!です。

    この数年、何本も洗ってあげました。ポークビッツを。
    男の子って、女の子より子供っぽくてかわいいですよね。
    「うちの子にならない?」って言うと、困った顔して面白いです。

      ●十傳より→童貞を奪ってあげてくださいまし。

  3. 先生こんばんは。
    実に可愛い女の子は……先生の彼女になるのですか…

      ●十傳より→ペット感覚であります。

  4. こんばんは。
    調布にいらしたのですね・・・
    はるか昔に、小島町にいたことがありました。。

    「ここに住んでもイイ?」
    いいよいいよ、ほしいものをなんでも好きなもの買ってあげるから

    情景が・・・目に浮かんだ先生のお顔、
    なんだか、と~ってもエッチっぽかったんですけど。

    ●十傳より→ててなし子は、すでに男のたぶらかし方を知っているのでありましょう…と否定しても、諦めきれませんですなぁ。

    • 我が家も先週土日は花火大会の見える家と化し、義理母とそのひ孫が2泊泊まりに来ました。
      母のひ孫の両親が最近離婚してるので、世渡り上手の子に成長してるのですかね。
      彼女は小学生なのに私にはのんさんと呼び、夫にはのんクンと呼んでました。

        ●十傳より→今宵もどこかで花火大会でありましょうね。