09.25
現在、占いの教室で扱おうとしているものに「断易」ってヤツがあるのであります。
そもそも断易ってなに?
ということになるのでありますですが、画像が、その断易の卦であります。
これに月と日の12支と空亡などを考慮しながら、占うのでありますです。
断易はじつに数理的で簡単明瞭でございます。
霊感などというものは一切、不要であります。
公式にのっとって、素直に判断すればいいわけでありますから。
難しいとすれば、用神の取り方でありましょう。
画像で、兄、孫、妻、官、父、とございますが、占いたいものを、これに当てはめるのでありますが、これさえ間違わなければ、断易は百発百中でありますです。
たとえば、妻(正式には妻財といいますです)は「お金」を意味しますです。
「お金」を占うとき、通常は、妻を重視するわけでありますです。
が、金庫のカギを占う場合は、妻の元神である孫(正式には子孫といいますです)を用神にしなければならないのでございますです。
こういう微妙なところさえ間違わなければ、断易は外れないよう出来ておるのであります。
いまでも定期的に鑑定にこられるお方がありますです。
有名な出版社の重役であります。
そのお方は、私メに「命を救われた」と10年ほど前の占断に驚いておるのです。
「あなたが出張で行く場所は危険だ。高いビルに登ってはいけない。何らかの原因で倒壊するおそれがある。が、あなたは、ちょっとしたことで危害からまぬがれるだろうけれど」
これが、私メの出した占断でありました。
そのときは、これがニューヨークで起きた同時多発テロを物語っているなど知りえるわけもありませなんだ。
私メはただ、単純に断易の原則にしたがい、上爻の寅が、月の12支から破壊されており、それが、表に出ていない官なので、突如として発生する事故だと断じたのです。
が、世は空亡中だったので、重役さんは難を逃れるだろう。
カラクリというか、手の内を明かせば、これだけであります。
ちょうど攻撃されたツインタワーに用事があったのでありますが、たまたま、外に出いたために難を免れたということでございますです。
断易は、じつにシンプルで手軽で、しかも実用的なのでございますです。
吉凶か、ぐらいならば一日で占えるようになるはずであります。
その吉凶に「だから吉だ」「なので凶だ」という状況をくわえた占断となると多少は時間がかるのでありますです。
最初の画像を、男女の恋愛だと見ると、こうなりますです。
下から三番目に酉と辰がございますでしょう。
下から三爻は、人間の股を意味いたしますです。
酉と辰は合の関係。
酉の官は伏しております。隠れて何かしているとみるのであります。
お女性を占ったとすれば、このお女性の彼氏は、隠れて別のお女性とおスケペをしているってことが分かるのでございますです。
酉と辰は生合だから性交だというのではありませんよ。
おっとと、いつもの路線になだれ込みそうでありますので、このへんで。
ニューヨークに居た時、レストランでバイトしたことがあるのですが、
そのレストランがツインタワーの1階にあり、けっこう危なかったです(苦笑い)
昨日、先生の風角宝典占いを入手したのですが、これの男性版はないのですか?
あともう1つ質問なのですが、神社との相性を風角で占う時は
名前の最後につく神社までで占うのですか?
それとも最後に付く神社を抜きにして占うのですか?
例 浅間神社 or 浅間 どちらが良いでしょう?
●十傳より→風角の男版はないのでありますよ。神社をとっぱらって浅間だけで占ってくださいまし。
風角宝典占いを男性が占うと、やはり結果がずれてしまうのですか?
●十傳より→多少のニュアンスの違いはありますが、結果が逆となることはありませんです。男性と読み替えてもらって解釈していただければよいのでありますです。
毎朝、浅間神社に通っているのですが、迷路の相がでてきました。
家の近くの神社は他に御嶽神社あるのですが、川のそばにある神社は、
その浅間神社しかないのですが、どうしたらよいでしょうか?
御嶽神社の場合は三貴の相がでました。
お手数かけてスイマセン。
●十傳より→毎日通っているなら問題ございませんです。免疫というか抗体のようなものが出来ていて、むしろ神社の良い気を取り込めるはずであります。あくまでも「たまにいく」「はじめていく」のような場所を占うことがポイントでありますです。
先生のブログを拝見していると、いつも
何かしらシンクロみたいなのが起こって
てビックリするのですが。
今年の夏にニューヨークにしばらく滞在
してまして、その事を考えていたらブログに
アップされていたのでワオって思いました。
すいません私事で…
●十傳より→私メも私事をばすこし。百発百中は理論上でありまして、私メも、そこまではなかなか到達できませんです。あとで用神の取り方の誤りに気づいたりいたしますです。
小野先生の断易教室、楽しみでしょうがないのですが、いつ頃から始められますか?
●十傳より→来年の1月開講の予定です。募集は11月あたりからはじめようかと。どーしたら、ビギナーの方に12支からスポンと断易の基礎が分かるように教えられるか、必死で考えているところであります。
教室は都内で開講なさるご予定ですか?
●十傳より→イエスであります。神楽坂の事務所でヤリますです。その方が資料もございますれば。
百発百中というのは、人間である限り
なかなか難しいのでは?と思います。
例え霊視であっても…
私は霊感も占いも出来ませんが、自分の
直感で、自分に正直に生きようかと思います。
子供達もいますし、なかなかスムーズにいかない
時もありますが、その方が後悔しませんし。
反省はしますけど…
●十傳より→百発百中というのは、断易の構成がそうなっているということなのであります。解読作業のミスで的中率は落ちますけど。
伏神… 首卦がわからないにくいですね。内卦と外卦が違う場合がありますから。あと貧合忘剋でしたっけ?あれは月・日破などでも同じ意味と捉えていいのですか?
●十傳より→貪合忘剋は他の動爻が剋するものがあっても、さらにその爻に合する場合に発生するのが本来のあり方でございますです。伏神の出し方はやっているうちに、覚えてしまうものでございますです。表を見ても良いわけでありますし。
正解かどうかわかりませんが伏神の出し方は内卦と外卦が違う場合それぞれ一個ずつ配置すればいいかなぁと思いました。個人的ですが…。
●十傳より→伏神は、卦中に六親五類で欠けているものがあるときに、これを本宮から持ってくるのが原則というか、そういうものであるのですが…。たとえば、「復」においては、父爻が欠けておるために、本宮である坤の二爻にある巳の父母を借りてきて伏神とするわけでございますけど。自己流はダメだと思いますです。
なるほど、そういう事だったのですね。
一人で突っ走っちゃいました。
私の悪い癖ですね。
●十傳より→百発百中でも完全ではない…ということでありましょうか。コンピータで、あらゆるデータを加味して計算して出した競馬予想が、実際に当たるかどうか。それと比べて、劣ることはないように思うのでありますです。
よくよく調べたら本宮が載ってるサイトがあるので先生の断易と照らし合わせることにします。
●十傳より→たぶん、サイトでは火珠林納甲法だと思いますです。私メが使っているコク納甲法とは異なっているところがあろうかと思いますです。