02.18
「うぐいす泣かせたこともある」とは、名言でありまして、年配のお女性を眺めていると、ふと、若かりし頃のお顔がのぞくことがあるのであります。
ああ、このお女性は、なかなかエロくて、男どもからのお誘いが連夜のようにあったのであろうなぁ、としみじみと感慨するのでございます。
好きな和歌に、
「雪のうちに春はきにけり鶯のこほれる涙いまや解くらむ」というヤツがございますです。
プレイボーイの在原業平と駆け落ちした姫君、高子の詠んだ歌でありますです。
ここでいう鶯は、自分のことなのでありましょう。
美鈴川のほとりで追手に捕まり、高子は二条天皇の妃となり、のちの陽成院を産むのであります。
が、皮肉にも、業平は、彼女の護衛の役を命じられ、近くにいても声もかけらけませぬ。
後年になって詠んだ和歌が有名な、
「ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれないに水くくるとは」
高子の背後には、真っ赤な紅葉を描いた屏風があったのでありましょう。
「憶えているか、あの頃を。美鈴川に絵のような紅の紅葉が燃えていたよなぁ」
処女の証の赤い紅葉とをかけているのでありましょうが、それはさておきです。
いまは人生の春が過ぎ紅葉の秋だということもかけているのでありましょうが、それもさておきです。
男はいつも過去の郷愁から離れられないモノ。
高子の心がどうあったかわかりませぬ。
歴史には、高子の乱行が記されているばかり。
子の陽成院はグレて、はやくに天皇の地位をおわれるのであります。
「筑波嶺みねより落つるみなの川 恋ぞつもりて淵となりぬる」
母親の、業平への思いを詠んだという解釈は、私メが男だからかもしれませんですね。
話が逸れたというより、はじめっからひん曲がりましたが、「うぐいす泣かせたこともある」…つまり「これでも男を夢中にさせたこともあるのよ」と強気だった飲み友達が、明日、乳がんの全摘手術なのであります。
「あのさ、お願いがあるんだけど」
と深夜に連絡があったのは先週でありました。
「…さいごの男になって欲しいんだけど、やっぱ」
しかし、事情と都合が重なり、その願いは果たされぬまま、彼女は本日の午前中に入院したのでありますです。
「女、やめないからね」
と強がりのメールが、ぽとりと届いたのでございます。
「おっぱい敏感な方なの?」
「すごく…」
「残念だね」
「残念。こわいし悔しいし」
最後の男ではなく、最初の男になるのかもしれませぬが、まずは先にあの世に旅立つオッパイに冥福をたむけるのでありました。
セックスボランティアのですね。
●十傳より→もともとおセックスは無償行為の悦びじゃあありませぬか。似たものとして料理があるばかりでりますです。それとも有料にすべきでありましょか。
その方は、綺麗な胸を小野先生に見て貰いたかったんだろうな…。
悩んで考えて勇気を振り絞ってやっと言葉にしたのに、タイミングが合わなかったなんて。
両方とも全摘なのでしょうか。片方だけでも残せると良いのですが。
とにかく、手術が無事に終わることをお祈りします。
●十傳より→病院とは無慈悲なところでして、四日前に手術日を連絡するのであります。そして運命は「この日だけはダメだ」という時を選ぶようであります。8時間以上にも及ぶ手術と、さきほど聞いて、万難を排さなかったことを悔いておる次第。これもサダメなのでありましょう。
先生の幸運と不運の法則を読んでから、予兆を気にするようになったり、
大事な用件で誰かと会う時は万難を排するようにしているのですが、
昨日はかなり東急電鉄にとっても、自分にとっても変な日でした。
朝から東横線がブレーキの故障で横浜から武蔵小杉まで1時間動かず、
昼には、大井町線で人身事故、午後二時頃には、学芸大学で人身事故、
15時38分にようやく開通したら、その40分後に再度、学芸大学で
人身事故。。。。17時10分ごろに、ようやく開通と云う次第です。
ぼくは大事な用件のため、夕方、新宿にある友人の会社に向かおうとしたのですが
この事故のため、遅れる主旨を伝えようと携帯に電話したら、連続で繋がった
2〜3秒後に切れると云うことが起き、昨日は会う事をキャンセルにしました。
ちなみに昨日は先生の占いでは運命のお女性との出会いがある日と書いてありました。
このコメントを書いてる最中には、地震が。。。
地震はともかく、ぼくの選択は正しかったのでしょか?
●十傳より→模範的な行動でありましょう。電車が普通=ヤバイ。と解釈してまず間違いはありますまい。
またヨコからすみません。
以前、人と会う約束が諸事情でなかなか実現しないというコメントを読んだことがありますが、それは確かkenさんではありませんでしたか?間違っていたらゴメンナサイ。
もしも間違っていなかったら、kenさんは吉凶の予兆をしっかりキャッチ出来る方のようで羨ましいです。
私はいつも無理やり何としても実行してしまい、結構裏目に出るタイプなので。
●十傳より→だ、そうでありますです。
またまたヨコからすみません。
東急電鉄、けっこう事故が多いですよね。
昨年夏は、乗るたびに人身事故に遭い、自分自身も低迷している時期だったので
ちょっと怖かったです。
最近でもポイント故障とか、線路内に人が立ち入ったとか、信号点検とかで
すぐに電車が遅れるので、おかげで少し早めに出るくせがつきました(笑)
●十傳より→この世は、暗示的な暗号のなかを歩いていると思うと、けっこう面白いのであります。グアムで殺されたお女性が、なぜ殺されなければならなかったのか。栃木で親戚が外車の販売会社をしていなければ…ということに到達したり、栃木は海がないから結婚式はグアムで…なのか、結婚式に有頂天になって挙式をバレンタインデーにしたせいなのか…。因果は巡る糸車。今日もまた数々の暗号のなかを彷徨っているのかもしれませんです。
心が痛むお話です。
先生もでしょうが、その方は先生の事が
とても好きなのでしょうね。
恋人と体を重ねあった後に、男が私の胸に顔をうずめて
・・・ このまま何時間でもこうしていたいな ・・・
などと言いながら うとうと 寝入ってしまう姿を
見ると、なんとも言えないほど可愛いものです。
その柔らかなクッションを失くすという事は
どれほど辛いか。
もしその方の新しい胸の最初の男に先生がなるのであれば
激しく求めてあげて欲しいと、勝手ながら願ってしまいます。
●十傳より→リハビリもあるでしょうから、それはまだまだ先のことかもしれませぬ。気にいらない形になる場合もあるだろうし、いや帰らぬ人にならないとも限りませぬから。
またまたヨコからスミマセン。
私もさつきさんと同じ気持ちです。
リハビリ後、○○解禁となった時は、その方の心と身体を愛おしんで下さい。
女性は全身で感じられるので、きっとシアワセな気持ちで満たされるはず。
飲み友達+αの微妙な関係も、小野先生なら楽しんでしまうでしょうし。
どうしても生存率云々の心配は付きまとうかもしれませんが、まずは何よりも順調なご快復を…!
●十傳より→腹の脂肪を、皮ばかり残して摘出したオッパイに充てるのだとか。私メの尻の脂肪の提供もお勧めしたのですが、断られました。おセックスには至らないような予感がするのでありますです。他でヤッたお話を肴に飲んだ方が楽しゅうございますかも。
今後、いろいろと協力してもらわないと成り立たないので
万難を排したのであります。
普段から、よく深酒してるからと云う面もありますが。。。。(笑い)
ところで先生、最近喜ばしい演説がありましたよ!!
http://tonchamon.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-ab58.html
●十傳より→なんだか日本人に対しても、そのまま通用する演説のような…でありますですね。
お手術はもうされているのですかね。御無事とご回復をお祈りいたします…
同じ女性として…お気持ちよくわかります。。。
飲み友達はとてもいい関係ですね。おセックスするとまた微妙に関係が変わりますですよね。最初の男… 最後の男… なんだか懐かしい響きです。
本日の蕾もまたエロく素晴らしいですね!!
●十傳より→いかにもであります。おセックスをすることは、良き飲み友達を失うことに通じますです。飲み友達のスペアを探さねば…と思う心に、かつてない自己嫌悪をすこし感じたりするのでありました。
憧憬とは言いながらも恋人未満、あくまでも飲み友止まり。
そして、事情と都合によって関係を持たなかった。
これは何らかのセーブがかかっているという事でしょうか。
●十傳より→飲み関係で完結しているからでありましょう。なにしろ、そのお方は私メと痛飲したせいで、転倒し頭を12針縫ったり、車にひかれそうになったり、女友達を失ったりなどして、これ以上の関係におののいているのだと思っているのでありますです。