2014
03.02

窓から見下ろしたら、不思議な物体がありました。
パープル色の奇妙な物体であります。

小雨が降り肌寒いのでありますが、「なんだべ」と確認せずにはおられない物体なのであります。

日常的でない異質なものに人は気になり、それを受け入れたくもなりますし、反対に排除したい本能も発生するようであります。

風船でありました。
ハート型のヤツ。

これは艶めいた喜び事の予兆ではあるまいかと反射的に思ったのは、私メが易者でなくても感じるはずであります。

どのような麗しいお女性が現れるのか、それともすでに現れているのかと、脳髄はフル回転いたすのでございました。

と、同時に、この風船が、庭に舞い降りたいきさつをも想像するのでございます。
ハート型からみて、おそらく女の子が親から買ってもらったもので、心ならずも握っていた手から離れたものでありましょう。
女の子や親は、空に上がって風に流される風船を、しばらく目で追っていたことでございましょう。
「だからちゃんと!」と叱られたのか、「まあいいさ」と慰められたのか、それは分かりませんが、この一家から何かが離れたのは確かでありましょう。そして風船は力尽きて我が庭先の木の枝に着地したわけでございます。

幸運は有限であるとするのが、運命学の基本でございます。
誰かが幸運を掴めば、誰かが不幸になるという、ひどく現実的な考え方をいたしますです。頑張れば、諦めなければ夢は叶うなどというまやかしは通用いたしませぬ。

庭に舞い降りたのが、幸運なのか不運なのかの判断は置いておくことにして、何らかの変化が起こるだろうと思わねばなりませぬ。

しばらく庭の一隅に放置することにいたしました。

 

  1. 応接間のテレビが壊れたので、3日前に買いに行ったのですが、
    なぜか昨日ビデオリサーチという視聴率を調べる会社の方が
    突然家に訪問してきました。寝るとき以外はずっと応接間にいる母親にとって
    非常に良い話だったのですが、普段は他人に対して
    命懸けで愛想をふりまく母親が、なぜか取り憑くヒマもなく
    無愛想に断っていました。幸運は突然やって来て、あっという間に
    去って行くというのを先生の本で知っていたので、この事かと実感してしまいました。
    私の場合、幸運になるためには、やはり戦格でも使って母親を始末しないと駄目なのかなぁと
    考えてしまいました(苦笑い)

    ●十傳より→お邪魔者とはいえ、味方に戦格を使ってどうするおつもりでありますか…。

  2. 御嶽山が噴火しましたが、私の家の最寄り駅も東急池上線の御嶽山駅でして
    家から一番近い神社は御岳神社でイオンスーパーのとなりにあります。
    今まで、私の人生はアンラッキーな事が多かったのですが
    ようやくこの数日、ある程度の目処が立ってきたなぁと
    実感し始めたところだったのですが、この噴火です。
    けがをしてる方も居るようですが、この噴火は私にとって幸運の予兆と
    解釈しても良いのでしょうか?それとも悪い予兆と解釈すべきでしょうか?

    ●十傳より→変化と受け止めてよろしいかと存じますです。ただ、お宅の周辺の方々はみんな御嶽山駅であり、御嶽神社周辺にお住まいでしょうから、まずは何かの変化にいち早く反応することで、幸運を得られるかもしれませんです。