2014
04.20

いつもより半月ほど遅れましたが、冬眠していたカメ子を起こしたのであります。

ときどき「もうスプリングだよ!」と冬眠用の水槽の中でガラスを叩いていた音は耳にしておりました。

ぬるま湯にいれて、しばらくすると「ああ、そうだった」というように私メを見つけて近寄ってくるのであります。

「どーして連絡してくれないのよ!」
と再会するなり、ケンカ腰になるお女性とは違いますです。

半年近くメシもとらず、孤独な水槽の暗闇で、カメ子は何を思って過ごしていたのやら。
また一回り大きくなり、押入れ用の衣装ケースも狭そうであります。

顎の力はまだ弱々しいながらも、餌を近づけると口を開けるのであります。

目も澄んでおりますから、大丈夫でございます。
文句も申しませぬ。

半年の孤独はなかったかのようであります。

こうして秋が深まるまでの半年以上、カメ子のお世話をすることになるのでありました。

  1. カメたん、おはよう♪
    もー、可愛いなあ。

    ●十傳より→カメ子は餌を見当てに寄ってくるのでありましょうが、それだけではないようにも感じますです。

  2. カメ子ー!
    会いたかった!

    今年は何個産むのかな。

    ●十傳より→昨年は三回に分けて50個ちかく産みましたからねぇ。

  3. 先生こんばんは。

    何時も思うのですがカメ子ちゃんもロメオちゃん達も眼が綺麗で澄んでいますね。
    先生を愛している眼ですね。
    濁情は無用ですね。

    ●十傳より→いやいや濁情なくして純情に気づきませぬ。

  4. かめさん、ツヤツヤです。羨ましい。

    ●十傳より→とくに亀の頭は…でしょうか。

    • 。。。でっかちのほうがすきです。

      先生の本を毎日持ち歩いていたらボロボロになったのでついに、4冊目突入です。
      人体実験を繰り返しているので楽しーー。

      ●十傳より→人体実験は上達する近道でありましょう!

  5. ぬるま湯でゆっくり目覚めさせていくのですか。
    長期間眠っていても先生の顔を覚えていて寄って来るなんて可愛いですね。
    その開いた パ-の手っての「シャキ-ン」とした爪も
    ちっちゃな怪獣のようでカワイイです。
    カメ子ちゃんが頼れるのは先生だけ
    「自分がこの子の面倒を見なければ」という責任感と愛情がなければ
    なかなかこうは手間をかけられませんね。
    見た目もステキな先生ですが、それ以上に
    目の前にいる生き物を大切になされる先生のお人柄が大好きです。

    ●十傳より→物言わぬ、言葉の通じない生き物には優しく出来るのでありますが…。