08.24
かようなコンサートがありまして、近くでしたから赴いたのでございます。
ぎゃんぎゃんと歌うのをただ打ち眺める90分間でありました。
茅ヶ崎の住民は、まこと自分が主人公でございまして、雄三通りとかサザン通りはたしかに存在いたしますが、だからといってまったく無関心でございます。
「だってわたしとは関係ないんですもの」
という立ち位置。
で、このコンサートでも歌い手さんが「さぁ立って! ノリまくりましょう、ヘイカモン!!」と笑顔で促すのですが、「それ知らない曲よ。だいいち、あなた本人もノッてないくせに」
と、知らん顔。
ファンクラブの方々のみが、会場のそこだけモヒカン刈りのように立つのでありました。
オババ歌手は最初は驚くほど若く、「ほほう!」と前から五番目の席の私メの目に飛び込むのでありましたが、二曲歌い終わるあたりから年齢にふさわしい老いが首筋あたりから這い上がってくるのでありました。
「やりにくい~!」
と、その首筋の老いは語るのでありました。
プロですから、それでも古いステップで踊っているのでございました。
おまけにトークが下手でして、「暑い、暑い」を連発するのみになってしまっておりましたです。
最後には知っている歌をやりましたから、住民側もそれなりには立ってノッてあげたりはしましたが、「オリビヤを聴きながらは尾崎亜美の方がいいんでねの」などと焼き鳥屋で誰かが語っておりましたです。
「オリビアってオリビアニュートンジョンのことかね」
「ならオレはキライだな」
易者としては、無感動を旨としておりますから仕方ありませぬが、「茅ヶ崎の人たちは、たいしたもんだよ」と感心を新たにするのでありました。
やがて戦争がはじまっても、これでは上官に従うことなく、むやみやたらと四方八方に機関銃をぶっ放つことでございましょう。
そんな茅ヶ崎の住民の方々が好きなのでございますです。
なんと気持ちの良い夕べだったことか。
日本もまだまだカモしれませぬ。
あんりぃばばぁ アリババ〜
●十傳より→時は残酷なものでございます。
奇問遁甲カレンダーを買ったものです。
8/31 午後5~7時の北西の鬼遁の方位へ行こうか計画しています。
本で確認したら、全然違う方位が出ました。
同じ人のもので、なんで違うんですかね。
●十傳より→ちとミスりましたようであります。同日、午後7時から9時までの北西が鬼遁でありました。それでお出かけくださいまし。
時は残酷なもの・・・ホントですね。自分に当てはまり過ぎて目、耳を塞ぎたくなりますです(笑)
でも昔に戻ってやり直したいとも思わないのです。
●十傳より→もういちど妊娠してもらっても困りますですよね。
また一から子育てと思うと、ため息が・・・(苦笑)
●十傳より→いえいえ、産むのではなく、ふたたび生んでもらうのでありますよ。考えただけで、ますますウンザリかもですね。
サマーキャンドルスは名曲だと思いますがあの人もフィリピンとの混血。攘夷ってとこですかね?
●十傳より→お女性に対して差別意識はございませぬ、けっして。その歌も歌っていましたが、最初に、観客のハートを掴みそこなったコンサートでありましたですよ。