2014
12.16
12.16
その気になれば、いつだって飲めるのだぞ、と窓辺にヘネシーを置いております。
十傳スクールの名物漢からの差し入れで、「講義中にどーぞ」というものでございました。
ケーキにひたせば美味しいと言ったために、皆様にもケーキを一切れずつ配給していただき、奇門遁甲最終回の講義は、その間、和んだものでございました。
「いつでも飲めるのだ」
私メは横目でチラチラと眺めつつ、「いつ飲むのだろうか」とささやかな近未来の情景を空想しつつ、せっせとPCのボードを叩くのでありました。
クリスマスの近づく…というよりも陽遁が開始されるまでのこの頃は人々の心がちぢに乱れるようでありまして、数々の文句のようなメールが送られるのも、毎年、この時期の特徴といえば特徴、風物詩でありましょう。
「ああ、私メは人々のゴミ箱なのであろうか」
と、それはそれで味のある感情でございます。
男たちに申したいのでございますが、こういったメールにいちいち対応してはいけませんですよ。「はいはい、いかにも、いかにも」と肯定するか、あるいは無視を決め込むことが大切なのであります。
すべては陽遁開始までのお女性たちの行事なのでございますから。
文句メールは、裏返せば、それだけ心を開いてくれているという証。ここで自説を展開するほど愚かしいものはございませぬ。
美しい蝶は、油断させておいて、いきなり捕まえるのが上策というものであります。
さーて、ヘネシーを一杯だけ喉に流し込むといたしますか。
自分、急にモテ期に入ったかと思ってたんですが、それは淫遁の終わりをなごり惜しむ、お女性たちの本能のためでしたか…。
残念半分、やっぱりなの気持ち半分ですので、今夜は自分もヘネシーを飲んで早寝しちゃいます。
●十傳より→新しきお女性を求めようという余裕ある姿勢が、またまたお女性からモテモテになる効果を生むでありましょう。蕩事までオタノシミくださいませ。
ヘネシ-というとウイスキ-でしょうか。
私がヒジョ-———– に若い頃、ウイスキ-をコ-ラで割って飲むのが流行っていました。
久々に中学・高校と同じクラスだった仲の良い友達と二人で飲もうと
仕事を終えてからウイスキ-とコ-ラを土産にその友達の家へ行ったのですが、
車から降り ウイスキ-を持っている手でドアを閉めようとした時
勢い余ってウイスキ-がスポ-ンと数メートル先に吹っ飛んでしまいました。
もちろん瓶は粉々に砕け、残ったのはコ-ラだけ
その当時コンビニなどは無く、近くの販売機で買ったビールで乾杯となりました。
真冬なのに
今でもウイスキ-を見る度、その時の事を思い出します。
・・・ 先生の大切な生徒さん、元気になられて良かったですね ・・・
先生も さぞ安心された事と思います。
●十傳より→受講生の方々は頑丈でありますですよ。たぶん。…真冬にウィスキーの香りは似合いますです。
先生 色々と質問することをお許しくださいませ。^。^;
お教えください。
フランスは、日本から見て西でしょうか?それとも北西でしょうか?
20年の転居から戻ってきての検証のため、とても重大なのであります。
心が路頭に迷っております。恋も愛も置き去りです(泣)
宜しくお願い致します!
●十傳より→方位なしであります。方位は二千キロの範囲が限界でございます。
御返答ありがとうございました!
よく言われる 地図上で 測って北西だとか、気持ちの問題だから西だとか、まったく違うのですね。
方位なしの場合は、そこからが人生再スタートのゼロということでしょうか?
●十傳より→地球は球体でありますから、ヨーロッパあたりだと、西でも東でも北でも南でも同じことになりますです。方位術は地球が球体だと知る前のものであります。ただそれだけのことでございます。たとえ何か発生しても、それは方位術の範囲を超えたこととして認識いたします。