12.24
十傳スクール夜組が終わり、いやに静まり返った東京駅から東海道線に乗り込み、しばらくいたしますと、ギギャッ！となったのであります。
素足にローファー！！！
ゲゲゲゲェー！
ほとんど反射的に隠し撮りのシャッターを切ったのでございました。
銀座のレストランのブルガリを覗きますと、かような人種がみな、素足のローファーで脚を組むみつつワインを傾けている異様な状況を目撃し、人類のすべての恥を一身に背負ったように赤面してしまうのでありますが、東海道線の素足男は、どちらか言いますと地味すぎるおファッション。
女子高生の学校指定のお靴ではサマになりませぬ。
あるいはワイシャツ姿になっているので、たんなる暑がりさんなのかもしれませぬが、そんなことは、もはやどーでもイイのであります。
レッドパージの気分。
小林多喜二をいじめる官憲の心となっておりました。
Ｓ的な気持ちに襲われ、さらにシャッターをカシャリ。
が、まだ、オショッシー君は後ろにもおりましたです。
こげ茶のミンクコートの男がソレでありました。
膝まで隠れるほどのロングの毛皮。五木ひろしが郷里の福井に帰省する姿を彷彿とさせるのでございました。
そのミンク男を写すタイミングを逃したことが無念でなりませぬ。
なので残忍な気持ちは素足男に集中し、私メは田舎のあんちゃんの如く、ニヤニヤした笑みを彼に投げつけるのでございました。
けれどゴキブリがなぜ嫌われるか、ゴキブリ自身は知らぬように、彼は私メのイジメ心に気付かず漫画雑誌を貪り読んでおるばかりでありました。
高倉健が主演した「駅」という映画で、宇崎竜童が演じるチンピラが冬の留萌に正月休みで帰ってきたときもまた白っぽい毛皮をはおっていて、大笑いした記憶がございますです。
そろそろ正月の帰省シーズンが皮切りとなりますが、なにとぞ気取ることなく、普通のファッションでお帰りあそばすよう伏してお願いいたすのであります。
ショスー、ショスー、ショスー！
車両の壁に頭を打ち付け、舌を噛み切りたいほどの夜でした。
ショスーもオショッシーも「恥ずかしい」の東北弁でございます。
いやいや、ひょっとしたら彼はどこかでバケツに足を引っ掛けて替えの靴下が買えず、ミンクの坊やはきっと極度の寒がりで、暖房などでは追いつかなかったに違いありません。
サンタクロースが彼らに靴下とホッカイロを贈ってくれるといいですねぇ(生暖かい目)
●十傳より→まさか軽蔑の国民であるところのチョーセン人(むろん北南の両方でＲ)、チューコク人ではなかっただろうかと詰問しなかった自分を責めておりますです。
銃を乱射したくなりました。
●十傳より→彼らの家族親類縁者をもおやんなされ。
あはは、おしょすなっす。外に出たら、さぞかし寒いし、しゃっこいだろうに・・・
●十傳より→あわれだぁぁん、くずしたば買う銭っこ、ねんだべかね。
先生、女性ならどんなファッションやメイクが恥ずかしいに該当しますか？
お化粧は、濃すぎると運が下がるとか、ピンク色のアイシャドウが良いとかよく耳にするんですが、どうなのでしょうか？
靴下絶対に履きます。
●十傳より→ふーむ、難しいご質問でありますですね。ブランドで身を固めたお女性…、20代ファッションの老ギャル…いやいや、それなりに問題はあってもオショシぐないのであります。簡単な集まりなのに、子供の卒園式に来ていくような礼服に身を固めたお女性でしょうか…。
くつ下が無いとサンタさんにプレゼントがもらえないのに馬鹿だね～(^^)
●十傳より→なるほど、そういうことでありますね。
今日から南西に二泊以上の出張です。
凶方位の効果少しでも変わらないかと思い24日と25日の
宿変えては見たけれど（25日は北西に100Mくらい移動）意味ないですかね？
●十傳より→どういう凶作用が出るかを知り、それに備えれば大丈夫であります。そのための遁甲術なのでありますから。宿の移動は多少の効果はありますが、その場合は時盤にも配慮くだされ。