2015
01.09

開運カレンダーには「ブランド品を眺めると、そのブランド品が手に入る」と書かれているのですが、私メはホームセンターら足を運びまして、ご覧のような労働者用ブルゾンを試着したのでございます。

なにしろ貧乏旅行を計画中なのでございます。
持っている高級レザーコートではダメであります。ズボンの裾を防寒靴にたくし込んだ格好で、羽田に向かう所存。しかし飛行機は良い座席でなければなりませぬ。
そしてスッチーさんに、ガラガラ声を作って「さぁ、酒を持ってきなさい」と命じるところから私メの旅行は始まるのでございます。

まずはブルゾン。嘘のようなプライスであります。が、ある程度、使いこまねば、簡易旅館のオバちゃんに見破られてしまいますです。

そう、オバちゃんには「おい、うなぎ屋からうな重の上を注文しなさい」とも所望するつもりであります。

願わくば、その簡易旅館に連泊中に、だれかお女性でも訪ねていただければ最高でありますね。
そのお女性は若くてもいいし、中年でもイイのでございます。
毛皮のお金持ちのお女性でも、赤いすり切れたウールのコートの指があかぎれにひび割れたお女性でも悪くありませぬ。

と、バカな妄想に取りつかれて鏡を眺めていますと、本物の労働者のオヤジが「おお、いいねぇ。それ。かっこイイよ」と褒めてくれましたです。
カッコ良く見えてはダメであります。

あくまでも落ちぶれたジジイでなければなりませぬ。

結局は何も買わず、錆びた自転車で一号線の十字路にたつタブの樹の根元にしゃがんで煙草をふかすのでありました。

無理をせずとも人格が破壊されたジジイなのかもしれませんです。

頑固、頑迷を通り越し、頑屈な老人へと向かっていることを自覚し、それをよしとする今日この頃なのでございます。

  1. こんにちは。
    先日はコメントのお返事ありがとうございました。
    ホッとしました。
    開運カレンダーで今日鏡餅を
    と書かれておりますが、明日よりも今日のほうが良いのでしょうか。

    ●十傳より→11日がイイかもでありますね。私メはカレンダー通り10日にいたしますけど。

     

  2. 先生こんばんは。
    本日初めて開運カレンダー時盤龍遁を使ってみました。
    10時半過ぎに映画館に入り13時半頃に退出、デパートでちょっ美味いものを晩酌用に購入して帰宅。
    こんな感じでよいでしょうか?
    出たついでに奇門遁甲の3刷を探したのですが、今日は見つからず残念。
    今年は引越しも検討していますが、まずは時盤、次は日盤の旅、そして引越し、と徐々に行こうと考えています。

    ●十傳より→そでがんす。考え込むより、気軽に実践する方が楽しいはずでありますよ。

  3. 小野先生こんばんは♪去年購入した福本銭付カレンダーを毎日楽しみながら活用させていただいてます♪質問があるのですが、福本銭もSPカードと共に財布に入れて持ち歩いておりますが、福本銭を包んでる白い紙(ハンコが押してある)は取らずにそのままでいいのでしょうか?ご回答お待ちしております。

    ●十傳より→福本銭を包んでいる紙は取り払ってくださいまし。

  4. ボロは着てても…ですか。この場合はココロではなく財布が錦、とお見受けしました。
    いつぞやのレジ打ちのような人がフラリと現れ、薄闇と寒さを互いの体温で慰め合いながら夜が白むのを窓越しに見るのも、風情がありそう…
    その部屋を覗き見する女将か隣室の客がいれば、旅情話も盛り上がりましょうね。

    ●十傳より→むろん財布は錦でなければ、このような贅沢旅行は楽しめず、かえってみじめになるだけでありましょう。ちょっと考えれは許しがたい差別意識
    を根底に潜ませての旅行になるでありましょうが、しかし、そこに人間の本性があることも事実なのでございますです。

  5. ご回答ありがとうございます!
    これからも、気軽にちょこちょこやって見ます。

    ●十傳より→真面目に考え込むと何事もできませぬ。

  6. 先生こんばんは。
    実は少し高価な(自分的には…)アクセサリーを購入したいのです。
    こういったものは、購入のタイミングや、身につけるタイミングなどを誤ると
    今後に影響したりするのでしょうか?

    ●十傳より→欲しいと思ったとき購入するのが一番であります。ボイドタイムを参考にすればイイかもですね。

  7. ご回答ありがとうございますm(__)m福本銭の紙は取って使用するのですね。早速そのようにします。でも先生が手間ひまかけた紙を捨てるのはもったいないので、しまっておきます。神社などに出す時にこの紙で包めば大丈夫ですよね?

    ●十傳より→包み紙は捨ててしまってイイのですが…。

  8. 落ちぶれた姿で贅沢な旅行をなさるのですね。
    見た目と違うお金の使い方をし、少々傲慢な態度をとるお客を接待する側の反応を
    観察するためでしょうか。
    それもお仕事の資料のためなのでしょうが、先生は少々イタズラ好きなのですね。
    先生でしたら どのような恰好でもサマになるとおもいますが
    どうか道中お気をつけて下さい。
    また、ゆで卵に描かれた絵を拝見しましたが、とてもお上手です。
    先生には色々な才能が詰まっているのですね。

      ●十傳より→落ちぶれ旅行は変身願望のあらわれでありましょう。ブランドなどで身を飾る感覚と同じようなものでございます。