2015
09.17

「家相セミナー霜月の陣」を11月28日(土)に開催決定です。
時間は10時から17時まで。
場所は東京神田会場。
費用は21600円。

定員は52名。(すでに20名の仮登録したお方は優先いたします)

ご参加希望の方は「お問い合わせ」からメールしてください。

内容は、奇門遁甲家相、であります。
家相編の最終回でございます。
もういちど家の中心の測り方から解説し、2023年までの家相盤と、2043年までの家相盤の解説となりますです。

上の画像は、モリオカの実家の2007年に門を変えた後の家相盤でございます。
トラブルが多く、無駄な出費と、親戚間の徒労、病気が多発して問題が多かったのでありますが、門を直したことで安定を取り戻し、老母の寝室を良くしましたので健康もまずまず。
悪い場所はトイレやお風呂なので問題ございませぬ。
ただ人の訪問がググッと減り、そこは淋しいかといえば「かえって楽でイイ」とのことであります。

右の画像が、門を直す前の家相。
老母の大腸癌と亡父の食道癌、つまり内臓の筒のところがイカレるのは当然の家相でありました。
不思議なことに2004年にそれらの災いがいちどに襲ってきたのでありました。

奇妙といえば奇妙。
家相からみれば当然なのでございますが、門の位置を変えたら、運気が好転したのも面白い現象であります。

奇門遁甲の行きつく先は家相なのであります。
なぜなら、立行盤で吉方位だからと、いつまでもフラフラしていてはいけません、となるからであります。
吉相の家を持ち、そこで座山をすることが大切であります。

「家などもてない」
と今は諦めていても、運命はどのように微笑むかわかりませんですよ。
良い家相の知識や資料を備えておけば鬼に金棒。

ここで家相セミナーを「家は無理だから」と参加しなければ、自分から未来の幸運を捨てたも同然かもしれませんぜ。
いやいや脅しているのではありませぬ。またセールストークでもございませぬ。
運命とはそういうものだから、そう述べているのでありますよ。

なお家相セミナーは、以後、当分の間は開催する意思はございませんです。

すでに仮登録した方は、もうお知らせが届いていると思います。
安心して、つぎのメールをお待ちくださいませ。

2015
09.16

どんなところにも裏切り者はおりますです。
濁情の裏切り者、人間関係の裏切り者、仕事の裏切り者、占いにだってたくさんの裏切り者が存在しております。

アンフェアっても言いますね。

「教壇に向かって右側の前方席の人は大切にするよーに」
これは師匠から言われたことでございます。
「お金持ちが好む席ゆえに」と。

「では左の前方席は?」
と尋ねましたら、
「こちらも大切だ。勉強に対して真面目に取り組む席だからだ。賢い人が座る」

「じゃあ、後ろの席は?」
と訊きましたら、
「ユダ光秀の席だからつねに注意を怠らぬよーに。よそ者(他流派)も混じっておる」
とのことでありました。

自分を振り返るとたしかにそーでありました。
講義を受けたいけれど人間関係は構築したくないセミナーにいくどか参加したことがございますが、ふしぎとユダ光秀の席を選んでしまうのでありました。
講師には反感を覚えつつも、資料だけ欲しくて参加したセミナーも同様でありました。

テキトーな占いカルチャースクールに出たときも、ユダ光秀の席で、小ばかにしたよーに講師の話も半分に、開いたPCの画面を眺めつつ聞いていたものでございます。

私メは濁情のお話をしているのであります。
相手を否定しながら、交際を続けるユダ光秀のお話を、セミナーになぞらえて語っているのでございます。

「妙だな」
と一瞬でも感じたら、相手は自分にすくなからず反感を抱きつつセックスをしていると断じて間違いはありません。
相手の口臭がきつくなったときも同様であります。
裏切に対する対処のため本心を語ってはなりませぬ。

「どーしたの、さいきん?」
などと訊くだけ無駄。
相手は飽き飽きしつつも、ユダ光秀になる時を待っているだけでございますから。

私メはこれでもひどくプライドだけは高こうございまして、相手がタメ語に切り替わったときに、言いようのない違和感を覚えますです。最初からのタメ語は意に関しませぬが、丁寧な言い方から突如としてタメ語を変わられると「こいつもいずれユダ光秀になるのでアローか」と確信し、その判断を誤ったことはございませぬ。まぁ若い子ならイイんですけどね。

また生き方や考え方にとやかく非難じみたことを言い始められたときも「そろそろ裏切りの狼煙を、こやつは上げるだろう」と直感するのでございますです。
私メは相手がお女性だろうと男だろうと誰だろうと、私メの生き方に対するアドバイスを不要としておりますです。
「私メを変えようとするより、私メに合わせればイイではないか」
と申しましたら泣き怒りされたこともしばしば。

タメ語を微笑みつつ腹の中では「近々に泣く運命でアロー」とつぶやくのでございます。が、もしかすると相手にとって私メこそユダ光秀なのかもしれませぬが。お女性によってはタメ語は信頼のシルシと信じているお方もございますから裏切り者は私メに映るかもしれませんですね。

とにかくこの世に裏切りは付きモノであります。
とくに信じていた人ほどユダ光秀になるもの。
このことさえ肝に銘じておけば本能寺でやられることも、磔にされることもございますまい。

でも、裏切られるのもまた楽しみの一つになっているお年頃なので困ったものでありますね。

2015
09.15

十傳スクールの断易高等科で、ちと口を滑らしてしまった「奇門遁甲新陰流」について、
「面白いかも」
と、ぼんやりとお酒をふくみつつ思索に耽るのでございました。
つまみは北海シマエビ。

胃にほどよくつもるエビに日本酒がやわらかく沁みるのでございます。

なにごとにも表と裏がございます。
徳川幕府の剣術の指南役として柳生新陰流が有名でありますが、もうひとつ、小野派一刀流というヤツもあるのであります。

一刀流は典型的な剣術でございます。が、修行や稽古の厳しさに将軍家がついていけなかったという説もございます。また時代が剣術を必要としなくなったとも。

一方の新陰流は剣術より政治対応の道へと逸れていくのであります。そして時代に合致していたのでしょうか。新陰流を将軍家が重んじたようでございます。

弱い人間でも強い相手に勝つことのできるのが新陰流であることも魅力のひとつでありましょうか。

これを奇門遁甲に導入すれば無敵となるのであります。
吉方位を使っても効果が出ない人が新陰流の極意を知ることでてきめんの作用に驚くことは間違いございませぬ。

陰と陽に近い考え方は西洋にもありまして、たとえば知恵の木。
アダムとイブが、この木の実を食べたために地上に追放されたのですが、天上には「生命の木」もあるのであります。
生命の木はカバラ占術として発展したことは、旧約聖書にしるされているはずもございません。

「奇門遁甲の最奥義は、方位などに縛られることなく好きな時に好きな方位に行くことだ」
と、初等科の皆様にまたまた口を滑らせてしまい、受講生の皆様全員が水を打ったよーに静まりかえったことを記憶しております。
けれど、奇門遁甲新陰流とは、まさにソレなのでございます。

賢明なお方は、初等科の後半の講義に「うんうん」とうなづいておられましてヤバイと教えることにためらいをおぼえたのでございましたが、「そんなんことはプリントにしてくばったらええのんとちゃいますか」と大阪弁のお方がヤバイ気配を逸らしてくれたのでホッと胸をなでおろしたものでございました。

長くなりましたのでこのくらいでヤメにいたします。