2023
09.19

2年ぶりの初茸でした。
昨年はキノコが不良でして、店頭にはボリメキはまだしも、名も知れぬキノコが並んでいるだけで初茸はございませんでした。

「あった!」
おもわず、二ケースを求めました。

私メはキノコ採りは、恥ずかしいほど下手でして、亡父に連れられ山に入るのですが、ほとんど見つけることができませんでした。
見つけるのは牛や熊の糞のみ。

また、キノコ採りのキノコは下処理が面倒で、シダだの虫だのをより分けなければいけません。買うに限るのでございます。

実家のモリオカの屋敷は無人。
定期的に見張り番でチェックしていますが、玄関を開けると、「おおっ…」新築の匂いが迎えてくれました。
新幹線の中から、遠隔でエアコンをオンにしていましたから、快適な室温。
先月、関東に帰り際に、徹底的に掃除をしましたので理想的なまでに整然としておりました。

しばし昼寝を。
老母がいないということは、かくも熟睡できるものかと感心するほど深く眠ったのであります。
それからキノコの調理をしたのでありました。
味付けはお酒と生醤油のみ。
じつにシンプルで、
「美味ーい」
まんぞく、まんぞく。

モリオカは明後日から、涼しくなるそーであります。

  1. おお、ハツタケですね
    でも私の目当ては キノコの王様一本シメジ
    毎年友人に頼んで「一本シメジ」を採ってきてもらい
    会社の社長とお世話になっている気功師の先生に持って行くのです
    雨が少なく山が乾燥していますので天然のキノコはまだ無理
    山には沢山のキノコが生えますが
    私の一番のお気に入りは 一本シメジでも松茸て゛もなく
    チタケ(正式にはチチタケというのでしょうか)
    泥臭いチタケはケンチン汁には欠かせない我が家の味
    チタケを入れると入れないでは雲泥の差が出る味なのです
    チタケ入りのケンチン汁は父の味・母の味・我が家の味なのです
    父も母も失った今では
    記憶の中でしか味わう事が出来ない
    我が家のケンチン汁となってしまいました
    ちなみに「ハツタケ」は結構多く存在し
    天婦羅や混ぜご飯の材料の一部として扱われ
    山に入ると中央が紫色に変色した大ハツタケを頻繁に目にしたものでした
    「チタケ・スドウシ・一本シメジ・千本シメジ・白なべ・青ナベ・黒ナベ・」
    「シカタケ・カワムキタケ・ホウキタケ・松茸」
    これ以外、私が知らない食用のキノコが多く群生した子供時代
    今では山が荒れ
    今では毒キノコでさえ申し訳ない程度に生えているようです
    悲しいことです

      ●十傳より→欲のために、山林は荒廃しておりますです。