2024
01.24

そば処はいろいろあり、どこも美味しいのでありますが、モリオカに戻ったときは、いつものそば屋の暖簾をくぐるのであります。

目的は、ネギのとなりの、花形の赤いヤツ。

権八辛しなのであります。
いわゆる紅葉おろしであります。

いぜん蕎麦には、権八がつきものだと信じて疑いませんでした。
東京で、はじめてワサビをだされて面食らった覚えがございます。

いまでも東京で蕎麦を喰う時は、唐辛子は欠かせませんです。
それも、麺汁にかけるのではなく、盛られた蕎麦に、わらわらとまぶすのでございます。

いずれにせよ、権八の辛さに眩暈することで、よーやく、
「モリオカに来たな」
実感するのでございます。

  1. 十割そばによく行きます。
    人気店だけど、揚げ物どれも油まみれだから70点。
    揚げ物さえ注文しなければ、90点

    先日、同経営者の別の地域の十割そばに行きました。
    店員さんは接客が良く、本店に負けないくらいだと思っていました。
    キャストはお母さん達だけで職人さんがおらず、
    店内に全部聞こえるようなおしゃべりがとまりません。
    出されたお蕎麦は事前に作っていたのか、
    ボソボソの、のび切った麺でした。
    つけだれも生にゅるい、、

    こーして、繁盛店の利益を吸い、美味しいお店がなくなっていくのですね。
    勤務先を失った従業員さんは周りを巻き込み、
    自らを崖っぷちに追い込み、さまようのです。

    ちなみに、私の住んでいる地域のもみじおろしは、
    どこのお店も薄ら茜色で、辛み無しです。

    ●十傳より→自分で、権八辛しを作っても楽しいです。