2023
08.09

悪夢にうなされ、いや悪夢なのかどうかも分からず、ただ眠られなかっただけかもしれません。
明け方まで、心のきわめて薄い部分を刺激する夢想に疲れ果てたのは事実なのであります。
それは、くりかえし老母が出てきては、仏壇に手を合わせるのでした。
「だめだ。他宗教は拝んではならぬ」
そう叫ぶのですが、それが夢の外でも叫んでいまして、「佼成会員は立ち去れ!」と声に出ていたのであります。

こんどモリオカに戻ったら、観音さんを別の場所に避難させないといけないな。などとイライラした朝を迎えたのでした。
オノ家をダメにしたのは老母であるのは歴然たる事実であります。そして、それを許した亡父にも重大な責任があるのだから、家系図から外すことにしよー。

事務所までの東海道線で、やっと心の平安を得て、東京駅までぐっすりと眠ることが出来ましたです。

老母が、倒れて救急車で運ばれた…の一報を受けたのは事務所について早々でありました。
工務店の人からの電話でありました。
見張り番で家の中を見ましたら、トイレが開け放しになっており、キッチンはいつものよーに汚くされておりました。

やがて妹から、病院に付き添っているとのこと。

悪夢と現実が直線で結ばれたみたいになったのでありました。

そして夕方。
「コロナだったみたいだと」
私メの忠告を、へへへんとせせら笑うようにワクチンを七回も摂取した老母は、ここにきて天罰を受けたよーなのであります。
「ワクチンを受けたら、もうこの家には住めないから、そう覚えていて」
なんども忠告したのでありました。

「わたしも濃厚接触者になっちゃったよ!」
これは妹の悲鳴であります。

「さあ、果たしてこのまま施設であろーか」
今年になってからの私メの体調不良は、この老母という名の佼成会員が原因なのかもしれないと、忌々しく思うのでありました。

そしてウンコはこぼしてはおるまいな。
とても気がかりになるのでありました。