2023
08.26
08.26
心がなごむお女性の住職でございました。
もう、それだけで、
「満足、満足」
なのでありました。
6月から毎月、法事が続き、いまのところ、今回が最後の法事。
しかし、汗との勝負。
どんなに滅却しても、汗が背中を流れっぱなしなのでございます。
きよらかなお女性住職の、あまいお経に、ついうとうとしてしまったりも致します。
獄神得奇の方位の副作用として、身体の疲労の消耗が著しいということがございます。
汗の流れるまま、つかのまの夢を見たりも致しました。
この住職、かなりの美貌でございます。
愛想も良いので、ついお布施を多めにしてしまう危険がございます。
「ボロ寺なので、古い掛け軸代が捻出できなくて」
なるほど、掛け軸のある場所に掛け軸がなく、掛け軸のとおり、壁が日に焼け残っていたりしまして、千円を箱に納めてしまうのでありました。
このあと、炎天下の墓地にむかい、墓参りと相成ったのでありました。
法事が終われば、また明日から佼成会員の処分をしなければなりませぬ。
「自宅に帰るって言ってらっけよ」
妹からの連絡でございます。
「わがね、わがね、流刑地をはやく決めねば」
あれ、
「ずいぶんと目が見える…!」
4月にほとんど盲人状態であった左目で、ちいさな文字が読めるのであります。
お女性住職の首の付け根に隠れていたホクロさえも。
獄神得奇の方位作用は、さらに冴えていることを実感したのでございます。