2023
11.09

占いという仕事は、ゴミ箱に似ています。
相談者の悩みというゴミを一手に引き受ける役割もあるからであります。

さいきん個人鑑定が連続しまして、ゴミ処理が追い付かず、本日はオフ日にいたしました。

占い師を目指している方にも申しております。
「占いの勉強は、たしかにゾクゾクするほど面白く世の中に対する見方が広がる。でも、占いを職業とすると、ゴミを抱えきれるかという点でリタイヤしたくなるものです」

これは易者だけでなく、弁護士や医者、カウンセラーにも言えることでありましょー。

占い師の中には、説教タイプがおりまして、
「だから、あんたはダメなのよ」
と散々な暴言で責められて、そのうえ料金を払わせられるタイプであります。

たしかに、そういう手法もあるでしょー。
けれど、では、相談者に説教をいえるほどの経験と実力をもつ人格者なのか。
そんな説教は親や知人や周囲に、さんざんに言われ、どーしようもなくなったから、救いを占いに求めたのではないか。

とてもとても人格品性下劣の私メには、説教鑑定はできません。
たとえば、この上司が、相談者の開運のガンになっているとすれば、その上司を失脚、移動、病気にすればイイわけです。であれば方法はいくつか見えてきます。

品性下劣鑑定でしょうか。

あとは、引き受けた相談者のゴミ処理。

これがけっこうタイヘンなのでありますよ。