2023
11.13

人間以外の生き物は不思議な予知能力を持っているみたいです。
数日前からカメ子の食欲が落ちていました。
まだ最高気温が関東で27度超でして、私メなどはクーラーが必要でありました。

が、土曜日から気温が一気にダウン。
カメ子は、私メを拒否するよーに、すこし触れると首も手足も甲羅に引っ込めてしまうのでありました。

冬眠なのであります。

さっそく水槽を冬眠用のものに変え、一階の日当たりのないトイレの隅にセットいたしました。
もう別世界の生き物なのであります、春まで。

本日は、東京で木枯らし一号。

私メも朝から眠くて仕方ないのであります。
なにもかも億劫で、ベッドに寝そべりながらミステリを読み、しかし、残務があるので、ときどきPCに向かったのであります。
退化した冬眠の名残りなのでしょーか。
春は春で春眠暁を覚えずですが。

そーいえば、雪虫という昆虫がいて、お尻にふわふわな毛がついていて、それがあたかも雪に似ているそーであります。
その雪虫が秋になると、ガラス窓に群がるらしいのです。
不思議なのは、その冬、積雪すると、その雪虫が群がっていた高さまで積もるということ。

人間はそーいう予知すらできません。
ただ占いがあるばかり。

その占いも、
「迷信」
の二文字で研究されることもなく、小ばかにされ、科学や統計学などに追いやられるばかりであります。

「勝手にしろ」
私メは、ただ黙々と占いに没頭すればイイのだと、居直っておる次第であります。

カメ子よ、来春までさよーなら。