2017
11.13
11.13
いつものことでありますが、神戸からの帰りは、気力も体力もガス欠状態なのであります。
チャージの仕様がございません。
薄目を開けたまま、とりとめのない夢を見たりいたします。
神戸のスクールが終わると、師範候補生の水杜先生と、いつもの店で、明石焼きとトコロテンを胃に納め、新神戸駅でサックリと別れるのであります。
そうして私メは、名古屋で4分後の新幹線に乗り換え、小田原で下車。
そこからが勝負なのであります。
3分後に来る東海道線に乗るために、新幹線の構内をガラガラをひいて息を切らして走るのであります。
最後の気力と体力は、その全力疾走でついえるのであります。
肺臓の底までゼイゼイさせつつ、東海道線に乗り込んだ後は、睡魔との戦い。
小田原、鴨宮、誰もこーず、二宮、大忙し、エロ塚、次がHが先なのであります。
この30分にも満たない時間を眠らずに、忍耐しなければならないのであります。
帰路はまるで夢マボロシなのでございます。
かすかに残る意識にすがり、気がつくと自宅にいて、ウィスキーの液体のはいったグラスを傾けているのでございます。
ふーっ。
床にこぼした、土産のイカナゴのくぎ煮をつまむのでありました。