2023
10.07

「家の中でもっとも汚れるのはどこか?」
家相の相談者がお見えになり、そのお話になりました。

「それはキッチンです」
以前はトイレでした。ポットン便所の時代では、便所は離れにおいて、いちいち外に出で用をたとないといけなかったわけであります。
私メが中学生くらいの昭和40年代までは、そのよーな家がモリオカにはいくつか存在いたしました。
土に埋めた樽に板を2枚のせ、そこでヤルのであります。
汲み取りのあとの悪臭と言ったらありませんでした。

この排尿は、奈良の平城京でも大問題だったらしく、遷都した原因の一つだったとか。

でも、いまは違います。
水洗でウンコを流すのですから、便器周辺を清潔にしておけば何ら凶減少はおきません。

現在は、キッチンが家の中で汚くなりやすいスポットなのであります。
肉や野菜の切かすをどーするのか。
シンクの残飯は。
床も激しく汚れているのであります。

私メはモリオカの家を、家相的に理想に近づけよーとして神経をつかっております。

キッチンのゴミ箱を、画像のよーに引き戸の中にセットしました。
こーすることで、臭いとかが遮断されます。
ドアを閉めると見た目にもスッキリ。

家相は、他の占いと違い、新しい時代の流れを取り入れる工夫も必要であります。
ただ清潔にすればよいというだけでなく生気を殺してはいけません。

しかしながら20代までの私メは、部屋の掃除は年に二回すれば良いというくらいの不精でした。
それが30代から妙にキレイ好きになりました。
「排他的になったのさ」
と心の中でもう一人の自分の声に耳を傾けつつ、「そうでもないよな」と反論したりしているのでした。