2019
05.12

昨日は、さてと
「一杯やるか」
とスクールの疲れを癒そーとして、その時、
「……!」
忘れていたことが、突如として脳裏に閃いたのでありました。

「しまった」
金曜日までの原稿をすっかり忘却していたのであります。
事務所に戻り、ムタクタとPCを打ったのでございます。

気づけは23時。

妙に興奮し、激しい勃起が巻き起こり、
「欅坂の誰か、誰かいないのか」
慰安婦を求めたのであります。

が、明日は、つまり今日も十傳スクールがございます。
クラシック音楽でなだめ、勃起に薬缶を引っかけ、焼酎をむなしく仰ぎ、1時の段階で720ミリを開けたのでありました。

そして、今朝の5時。
今度は性欲ではなく、耐えられぬほどの食欲に目覚めたのでありました。
出来上がったのが、画像でございます。

もはや勃起亀は縮こまり、情けなくうなだれてございます。

それにしても原稿の締め切りを忘れるとは…そろそろ、なのかもしれませんです。

2019
05.10

幼き頃、エイトマンという漫画がありまして、多部未華子そっくりなスーパーロボットに夢中になったことがございます。
エイトマンは強化剤というタバコ型の小型原子炉冷却財をバックルの中に仕込み、「強化剤が切れてきた」とかで、それを吸うのでありました。

私メの強化剤は、コンビーフであります。

補給していただき、仕事の合間にムシャっとヤルのであります。
あとは水をゴクゴクすれば、6時間以上は腹持ちするのであります。

最近は、シビアな相談が多くなりまして、お客様が帰られた後、コンビーフをつつきながら、断易の卦を見直したりいたします。

そして、
「なるほどねぇ」
と、しみじみ、断易の女神が提示する卦を堪能するしやわせ。

それら、私メの断易の総集したものが、来週から開講するNEXT科の「断易禁書『天変の章』『地異の章』『不滅の章』」なのであります。うち、『天変の章』を完成させ、強化剤であるコンビーフを味わうのでございました。

面白いのは、未完成ではありますが、『不滅の章』の中から、恋と仕事を両立することが苦しいと語る、お女性の悩みとして、「世爻に子孫+旺相し日晨からも生じられている」という卦が掲載されております。
お女性が、世爻に子孫を持つことは、官鬼を剋しますから、男を否定していると取るのが一般的であります。
が、単純にそうだと決めつけるのは危険なのであります。普通は「あなたは彼を嫌っている」と断ずることになりかねませぬ。
しかし、子孫の意味を広げると、子孫には「才能」という意味もございます。
その才能が旺相し日晨からも生じられているという事は、才能が恋の邪魔をしているという解釈が成立いたします。彼女は、男に恋をしているが、溢れる才能を有しているために、男とべたべたばかりはしていられないのであります。
卦に命が吹き込まれ、男が「どーしてオレよりも仕事を優先するんだ!」の悲鳴が聞こえてきそうであります。「ならば別の女と遊ぶしかない」という心のつぶやきまで聞こえてきますです。

NEXT科は、無味乾燥な判断ではなく、相談者とその周辺の景色をリアルに再現し、彼らの悩みを生身で受け止めるための、断易の辿り着く究極を目指したいのであります。

四柱推命は『解錠禄』をいちおうは完成させまして、残るは、『奇門遁甲海底眼』の四巻目以降であります。
これを終えたら、もはや、この世に用はないのであります。たまにオバケになって、みなさまを恐怖させるタノシミがあるばかり。

それまではコンビーフという強化剤がどーしても必要なのでありました。
これに鎮痛剤があれば鬼に金棒。

2019
05.09

桜の花が満開に咲き誇っておりましたのに、葉桜になったとたんに、眺める人はおりませぬ。

魅力の失せた者を連想させ、考えさせられるのであります。

葉桜も、桜の成長過程でありますから、いつまでも花を咲かせてばかりもいられませぬ。
また、桜は、人々にみられたくて咲くわけでもなく、
「だからどーだっていうんだよ」
堂々たるものでございます。

パフォーマンス占い師だったころ、若く美人な占い師がおりました。女優志望でして、占い師から女優へアプローチしようという試みだったよーであります。
小さな芸能プロに所属し、
「オノさん、その売り出し方は下手だよ」
なんて指導されましてございます。

私メは俳優になろうなどと考えてもおりませんでしたので、彼女の積極性にはとても驚きましたです。
「はぁ、こういうふーに売り込まないといけないのだなぁ」
と感心ばかりしており、
「すごい、すごい、頑張ってください!」
ただ、ただ拍手を送るばかりでありました。
そのうちに、テレビなどでよく顔が出たり、週刊誌のグラビアにも裸体で紹介されました。

が、運命は簡単には女優の道を進ませませぬ。
5年たち、10年たち、20年、30年が経過いたしました。

葉桜さんのまま、枯れておるのでありました。

「息子にさぁ」
30年後の原宿の飲み屋で、信じられないほどの巨体になったわき腹を押さえつつ、
「ケリ入れられてさぁ」と笑い、「肋骨にヒビが入ってんだよね」
彼女は、自分の夢が叶わないと知るや、ステージママとなり、息子をタレントにしようと必死でした。が、その息子は…。

パフォーマンス占い師のあと、私メは占い師を集めてイベントやTVの元締めを2年間ほどしたことがございます。そのおり、彼女は息子をプロデューサーにさかんに売り込んでおったのを思い出しましたです。

みんな、桜の季節を迎えます。悲しいのは、すでに花が散っているのに、いまだ桜が咲いていると信じているお方かもしれませぬ。
もはや枯葉も少なくなった私メですが、願わくば十傳スクールからスター占い師が誕生してくれないものかと、こう期待しておるのであります。