2020
02.18

今回の、新型肺炎は時代をどのよーに変化させていくのでありましょーか。

クルーズ船だのマスクだの五輪だのにばかり神経を向けている間に、
「ありゃーん…」
てなことになるわけであります。

悪いのは中国人ではなくウィルスなのだと念仏のよーに唱え、差別に対して神経質になっていますけれど、そんな場合ではないわけで、京都の観光地も
「大変な損害です」
とメディアで取り扱われておりますが、ここ十年以上も歴史も文化も犠牲にして爆買いで相当な恩恵を得ているわけですから、
「なに言ってんだい」
小気味いいのであります。

ゴーンさんに逃げられ、ウィルスは無防備に侵入してくる事態も、まさに面白い現象でございます。

招き猫は、じつはおパンツのデザインでありました。

木を見て森を見ずの諺がございます。

観光立国の神話は崩れ、
「お金を落とさない中国人はただの野蛮人だから殺処分にすべきである」
などと十条の飲み屋で語っているうちに、そのうち百均も品薄になり、食料の輸入も途絶え、すると、いままで賞味期限切れたからと捨てていた食い物を大切にしなければならない時代になるわけであります。

食い物屋の値段も上がるでありましょう。

やがては日本人も世界の嫌われものであったことを、まざまざと知らされることになるのでございます。

朝鮮人より低レベルだと後ろ指をさされ、敵は米国だったのかと臍をかみ、歌謡曲も誰も聞かないからバレないだろうとロシアの曲からの盗作を繰り返し、それでも気位だけは高く、いやな民族としての正体が暴露されることになるのであります。

お金が欲しくて、嫌いなものを嫌いだともいえない。不味いものを美味いとごまかすベースのまま、変化する時代からふるい落とされる現実は、そこまで来ているのでございますです。