2024
04.17

貸家が空いたので、鍵を開けて中へ。

画像は、私メが16歳のとき、いち年間だけ住んだ家なのであります。
その年に祖父が亡くなり、一人残った祖母をそのままにはしておけないだろうということで、翌年にこの家を貸家に利用することにしたのでした。

50年以上ぶりに玄関に立ちました。
なにも感じられないのでありました。

土足で廊下にあがり、キッチンだの、そこからの景色を眺めると、その頃の出来事が思い出されます。でも、懐かしさではないのであります。

「引っ越しの方位はどーなんだろう」
と、当時の立向月盤を調べました。
辛×辛、天柱星×開門、八白×太陰の方位。
まあまあの方位です。

と言っても、高校生にとって良い方位なのかは別。
引っ越して、三か月目かにフラッパーの祖母と一時的に同居することとなり、「南無妙法蓮華経~」のお題目を毎朝毎晩聞かされ、発狂寸前になるわけで、そういう意味での辛の方位かと思えば、当たらずとも外れぬところかもしれません。

が、この家での、いち年間で現在に及ぶ、徹底的な立正佼成会嫌いになったのは確かなのであります。

それはそれとして、自分の部屋は。
思ったより狭く、やはり何も感じません。

ときたま思い出す部屋と、どこかピタッとしないのであります。

記憶とはそーいうものかもしれません。

ついでに家相なども見ましたが、可もなく不可もなく。

また誰かに貸すことになるのでしょーが、今度は滞納のないよーにと管理会社に頼んではおります。
あと残すは一軒。
老母が高齢なのをイイことに、図々しく半年分を滞納した一家がまだ居残っておるのであります。(昔ながらの家賃帳面での現金受け取りをしていたのでありました)

奇門遁甲の奥義の実験台には最適なのであります。

  1. 1970年前後の木造建築でしょうか?かなり状態の良い家に見えました。
    関西でもこの年代の貸家物件が、春頃から急に増えてきたような印象です。

    辛×辛であっても、他が良ければ大象吉で使えると先生の増補改訂版にも記述されておりました。
    きちんと実体験を踏まえておられ、まあまあの方位というコメントにも安心しました。

      ●十傳より→10代の学生にとっては役に立たない方位かもです。