03.17
月日は流れ去ります。
新しい今があらわれて、その今も少し前の今も、うんと昔の今も過去という二文字のお墓に入るのであります。
夜の電車の車窓を眺めながら、昨日の電話に思いを耽らせておりました。
十傳スクールを始める前に、相模原に住む、断易のお婆さまに会ったことはいつぞやのメールでいたしました。
そのお婆さまからの電話でありました。
「そろそろ、ご自分の断易を大切にして流派を守る頃じゃないかしら」
と申され、「それは大事なことなのよ」
すでに90歳を超えているお婆さまとは思えぬほど矍鑠としたお声でありました。
鷲尾道場での大先輩でして、そのころ調布に住んでした私メに京王線で途中まで、その日の断易の授業のポイントを惜しみなく教えてくださったお婆さまでありました。
いちじは千葉県で株占の大家とあがめられたお方なのであります。
「オノさん流を立ち上げてもおかしくはないわ」
と持ち上げてくれ、そのあとに「やはり、それだとしても流派を守ることは大事なことなのよ」
と言うのでありました。
約二時間の電車でしたが、お婆どのの言わんとすることが、ひしひしと感じられ、「それは自分には適していないであろう」なんて独り言をつぶやいては、隣に座っている美女から怪訝そうな視線をおくられるのでございました。
人生の大切な曲がり角には、かならずある人物のメッセージがあるものであります。多くは、そのことをすごく後になってから気づくのでございます。
が、私メには分かるのであります。お婆さまが電話をくださったことは、そういう時期が到来しているのだということを。
やがて四月。新たな十傳スクールのスタートです。
テキストも充実しつつあり、気力も十分。占いの知識を幸運を掴み取るヒントになるような講義にせねばなりませぬ。
「流派を守りなさい」
お婆さまの声はリフレーンするのでございます。
小野先生いつもお世話になっております。
私にも思い当たることがあります。
ままならないことが続いて失望し、夢に向かう気持ちと行動が伴わずふてくされた時に、
「私も昔は~めざしたの、私も昔はね…」と自分の過去を連呼する方があらわれました。
大ショックでした。目の前に未来の私がいたのですから。
真面目に取り組まなかった言い訳を垂れ流す人生は絶対に嫌だったので、即座に行動を開始しました。
今だからわかるのですが、この出来事は今の大運に切り替わる２年前の出来事でした。
やがて風水に興味を持ち、本屋で先生の本に出会い、家相セミナーを経てスクールで学ぶことも関連した流れなんだなーと思っています。
占いを上手に使って、大海原の上に太陽を輝かせたいです。
●十傳より→多くのは人たち、じつは不幸なのであります。占いと言うちょっとみ迷信的なことから運勢が開けるものであります。上の人と呼ばれる方々こそ、じつは開運方法によって威張りくされる地位をキープしておりますです。
奇門遁甲や四柱推命をするかしないかで、人生は大きく違ってくるんですか?
●十傳より→と、私メは勝手に確信しているのであります。
頭脳明晰でカリスマ性がある方はナカナカいるものではありません
その お婆様の言葉がなければ
先生のその才能が生かされていなかったかもしれません
他の人に背中を押された時 どう動くかによって、その後の人生が全く変わってしまう
先生が今まで積み上げてきた知識を
後世に残す事もできなかった可能性もあったのですね
私も 先生のような 優れた素晴らしい方に お目に掛る事ができたのですから
その お婆様に感謝です
●十傳より→年寄りは腐るほどおりますが、役に立つ片足組は貴重であります。
「メッセージが出わかる」…小野先生がうらやましいです。行く方角も分からず、帰り道も忘れ、思考の迷路にハマってまぁ大変。一歩進むごとにズブズブと泥道に少しずつ沈んで、今にも身動きが取れなくなりそうです。メッセージが受け取れなくても、パチンとスイッチを入れ替えたいです…
●十傳より→メッセージはかならずあると知っていれば、あとはメッセージを受け取るまではスイッチを切り替えないことであります。
転機とかメッセージとかを感じたように思え、行動しては失敗。いま思えば、その時には援護する人も邪魔する人もいませんでした。虚像を感じてたんですね。今は目指すところには賛同と邪魔が入り混じり、間違えてないと半分思ってます。
失敗は成功のもとではなく、失敗は失敗を巡らし泥沼に陥ることを学びました。これが成功のもとだと理解するまで嫌という程同じ轍を踏みました。
占いの真似事と言いますか、囓ったと言うべきかの今の私。チャンスを感じるセンサーはまだ気薄ですが危険には敏感になれてきたと思います。ヤバそうなときは、とりあえず体調が崩れ、結果、避けられてます。仲間と一緒に出掛けなかった為に、アクシデントから逃げられた！とか。
最近、たぶんこれが花粉症なのか？！と思う症状。しかし市販薬効かず。危険感知かもしれないので食糧調達以外、出掛けてません。これって正解でしょうか？
占を通してもっと幸せを敏感に察知したいと思います。
●十傳より→占いは占いを知る者に幸運を与えるのであります。