2024
04.15
04.15
モリオカに戻りましたら、4月15日だというのに26度。クルマの温度計だと29度になっておりました。
実家の梅は満開。
梅だけではなくこぶしの花も桜も狂い咲きしておりました。
いや、裏に回ったら、一匹のネズミが死んでおりました。
カミュの小説を思い出したのであります。
診療所の踊り場で一匹のネズミの死骸をみつけたところから物語がはじまる。あの「ペスト」という小説でございます。
今回のモリオカのオープニングなのでしょーか。
気を付けたに越したことはない。
買い出しへのクルマの運転もおのずと慎重になりましたです。
このよーな出来事は、後になってから、「そーいえば…」となにかの暗示だったと気付くことがございます。
3年前、やはり叔母の玄関先に2匹のネズミが死んでいたと大騒ぎになったことがございます。
やがて叔母の夫のナカムラが死にました。
1年前は、これまた玄関先で、またまた2匹のネズミの死体が並んでしたと騒がれ、まもなく外戚の叔母が死にました。
では、今回のネズミの死骸は…。
梅の花が風にふかれて散っております。
老梅でして、ほどよい枝ぶりになってきたのに、数年前に老母が、庭師に、その枝を切らせてしまったのでした。
いまではチョンチョコリン。
恨みでもあったのでしょーか。
梅の花びらを供花にするかのよーに鼠は死んでおります。