2010
10.13
10.13
こんな映画がございました。
マイ・ブルーベリー・ナイツ。
キスシーンの名作であります。
コレによく似た一枚のスナップ写真を、私は大切に保管しております。
さすがに照れくさくて公表できません。
高校生2年の私のばか面も恥ずかしいのです。
球技大会の当日、雨が降ってきて、教室に彼女とふたりで、サッカーの試合をみているうちに、そうなったのです。
まだフィルムの写真の時代でしたが、私の家には、なんと写真の暗室があり、そこで現像したのでした。
TVの「10年先もキミに恋して」という番組がありました。
ちらっと見ただけなので内容は分かりません。タイトルだけをみて、そのことを思い出したのでありました。
くちびるをちかづけると彼女の体臭が感じられ、それは今でも数時間前のことのようによみがえることがあるのです。
「写してみる?」
片手にカメラをかまえ、まるでオヤジのようですが、2度目のキスにシャッターを切りました。
記憶では立って写したのに、スナップ写真には、上の画像のように69のたいせいなのであります。
私の汚れた恋愛経験のなかで、その1枚の写真だけが切り取られたように美しいのであります。
10年どころか、30年先もキミに恋してであります。
占い師になってから、調べましたら、これは相性とふかく関わっているようなのです。
この先は、十傳クラブブログで述べようかと思います。
ちょっとワープしてみてください。
先生の世代の高校生の頃の男子は、今の男子高生より遙かに、肉欲的だったでしょうね。
先生のように、若さゆえに男女の欲望に酔った姿を写真に収めたい気持ちは、ある意味、共犯者のようにお互いの中に秘めて刻みつけたいという、それだけまっすぐな想いなのでしょう。
それは多分、“青春の1ページ”の一言では済ませられないほど、自分の人生を大きく揺るがした、ドラマティックな一生忘れられない相手でしょう。
いつまでも胸の奥に輝いている宝石のようですね。
ずっと大切にしたい過去ですね。
●十傳より→そのときは宝石だとは気づかないのが残念でありますね。