2021
05.11
05.11
「殺してやる、殺してやる、ぜったいに殺してやる」
刺された腕をさすりながら、部屋の虚空を睨みまして、
「いた、いたっ」
天井の隅にヤツをみつけ、
シューッ!
と毒スプレーをぶっかけて、取り押さえましたのが、
「この蚊」
なのでございます。
ほんとうに腹の立つヤツでございます。
地獄の季節が到来したことを意味するのでございました。
腹が私メの血でたっぷりと膨らんでございます。
まてよ、血を吸うのはメスの蚊ではなかったか。
ならば女性名詞で、モスキーノか。いやいや、モスキーノは有名ブランドではなかったか。
などと仕留めたので、すこし冷静さを取り戻したのでありました。
いずれにせよ、あと6カ月は夏との戦いでございます。
汗と蚊と日差しと湿気。
なにひとつイイことのない地獄の季節。
花火や祭りは自粛される可能性があるので、すこしはホッとはしているものの、アレがあるのであります、アレ。
不幸五輪が、であります。
お化けの運動会~などとゲゲゲの鬼太郎の歌でも歌うことにいたします。
「ゴ・メ・イ・ワ・ク」
そーいえばバカ女のバカ夫が、虫垂炎になったとか。
死ねばイイのに。
そんな殺伐とした季節が夏なのであります。
あれれ、去年の夏の記憶がございません。
ゴソッと忘れてしまっております。
まるで断易の勉強のよーに。
蚊遣器などの殺虫剤を買わなくては。
虫の一部は感染症を引き起こすことがありますしね。
線香タイプにするか、電気式にするか、携行式にするか。
いっそすべてにするか。
●十傳より→カエルを飼うとかとか。
いつものよーに、圧力なべで、豚モツを大量に煮ましたです。
味つけは長年、味噌か醬油味。
眠れない夜、思いつきました。
モツをトマト味にしてみてはどーなのか。
トマトジュースを煮込み、濃縮トマト味でニンニクたっぷり!!
でも結果は、いまいち。
アクを取り過ぎて、モツの味がいたしません。
明日はバジルなど入れてごまかそー。
アクの取り過ぎはロクなことがありませんです。
●十傳より→下品に、より下品にこしらえることが極意かもですね。
私は、昨日の朝、指先にチクリと違和感を。
慌てて飛び起き、枕元を見ると
なんと!幅1センチ体調15センチ程の肥満百足が‼️
凍殺ジェット−85℃なるスプレーを即座に噴射!
しぶとい!未練を残さず成仏せい!と叫ぶわたし、
しかし敵も天晴れ。
なかなか
凍結死しないではありませんか。
やっとあの世に送りましたが、
百足は、つがいで行動を共にすると聞いた事があるので
仇討ちに遭わぬよう、神経が張り詰めております。
●十傳より→お部屋のどこかに潜んでいるかもですね。
昼間の暑さのためグッタリとした体を横たえ
やっと眠りにつこうとしている時に聞こえてくる プ~ン という悪魔の羽音
キンチョ-ル は ….. こんな時に限って手の届かない場所に
徐々に プ~ン が近づいてくる
目の前に、今だ !
暗闇のなか両手で パシッ と蚊を叩こうとするのですが
何故かいつも手が交差してしまいます アレレ ?
●十傳より→夜の蚊は、怒りと恐怖でありますね。