12.24
イブは残酷な日でもあるようであります。
愛があきらかになるからであります。
愛されているかそうでないかがハッキリと提示されるからであります。
たとえば不倫関係では、この夜をいっしょにすごせるかどうか。
過ごしたとしても、お互いの気持ちに無理はないか、そういうことが明白になる夜なのであります。
昼間にデートしても、日が暮れるといそいそと自宅に帰っていく男の後ろ姿を見送るお女性も多いかとおもうのであります。
「いちどくらい振り返ってもいいじゃないの」
と思いつつ、それでも男か振り返り、バイバイと手をふられたとしても、
「無理してる」
なんてヒネてしまうのであります。
画像のお家のように、キレイだけれど、誰も住んでいないおもちゃのお家…まるで自分の愛のようだと、しみじみと淋しくなるかもしれませんですね。
私メはロリータではけっしてございません。ございませんが、栗山千明のおヌードを眺めつつ、イブには、若い子のキレイな裸体がよく似合うと感じるのでありました。
愛の醜さに染まってしまうと、イブの夜に復讐されるのかもしれませんですね。
一人ではないと自分を誤魔化すために、仕事を入れてみたり、コンサートのチケットを入手したり、あるいは馴染みの店で、やはり孤独な男どもと騒いだりするのかもしれません。
はやく明日になればいい、と。
が、恋人とふたりで過ごす場合も、どこか空虚な雰囲気か付きまとうのは事実のようであります。
もっと愛されるはずなのに…と。
いつものデートより濃密であっていいはずなのに、と。
ずっと若い頃に、はじめて好きな子とイブにデートをしたのでありますが、もしかすると、夢のようなイブの夜は一生でいちどなのかもしれないのであります。
今年はモリオカ。
とあるカフェで盛岡珈琲というものを喫するのでございました。
砂糖とミルクを加えることで味に奥ゆきがあらわれ、酸味が広がるのであります。
窓の外は雪。風もあるのであります。
雪にうずもられて時間だけがながれていく贅沢さを味わっているのでありました。
あたしの若かりし時代のクリスマスはバブル全盛期。
女として生まれた武器を徹底的に追及して
いかに目的別に多数の男性を吸い寄せるかが自分のステイタス。
高級車で送迎用のアッシー君、
高級な食事を提供してくれるメッシー君
ブランド品をプレゼントしてくれるプッシー君…ぁ間違い、貢ぐ君
そんなお女性たちにとっては、クリスマスは書き入れ時だったのです。
自分で自分の品性を落とす女たち…とも言われました。
当時、あたしもそうした意見の持ち主でした。
でも、今思い起こしてみると、品性で片付けられない何かがあった気がします。
彼女らはそうした男たちを徹底的に蔑んでいましたから…。
面の皮一枚、お胸の脂肪の違いで、こんな自分にヘイコラしちゃって馬ッ鹿じゃない？ と。
X’masシーズンの思い出は『X’masまでには別れたい』です。
クリスチャンではありませんが
『X’masは大切な人と過ごすもの』という情報に洗脳されていましたから、
『X’masは何が何でもこの人と過ごしてはいけない』と躍起になっていました。
ですから若かりし頃のX’masは、いつもフリーでした。
かつて結婚した人以外は。
思い思いのイブを過ごす御一人様お女性たち。
――イブに彼がいない――
さみしいといえば、さみしいけれど…
シーズン限定の男なんていらない。
そんな若い女性が増加しているようですね。
とても共感できる風潮であります。
これは震災の福産物でしょうか？
●十傳より→いまさらクリスマスに彼と…というお女性も多く、それはそれで女子会で盛り上がっているみたいなので結構なことでございます。震災で盛り上がっているのは都市部だけで、モリオカの飲み屋などでは震災についての話題はほとんどございませんです。都会の震災ビジネスに対して用心しているところもあるのでありましょう。
このおヌード画像に球体関節人形の世界を思った私メでございます。
球体関節人形の世界は好きであります。
禁断の世界に導かれている気がしてなりません…
●十傳より→この世界は私メも中毒になった過去がございますです。14歳の私メは机の引き出しの下から二番目は、人形のお部屋でありまして、ランジェリーもいろいろと取り揃えておりましたです。
実に惑わされている Ｘｍａｓ商戦に弱い日本の
お馬鹿ップルのおかげで 経済は潤っているのかもしれません
私は いたって西人になりたくて仕方のない者です
西人らの ＜家族優先、家族で過ごすに決まってるよ＞の
意見に 忠実に同意する派です！
数日前に実家に立ち寄った際 Ｘｍａｓにすき焼きでもやる？
と聞きましたところ
＜Ｘｍａｓ？ 集まるの？ いいね～＞と父
＜いいわよお正月で な、メンドクサイ＞と母の一蹴が入り
＜そ～ね～、お正月でいいねー＞と コロっと翻る父
・・・やはり ここは＜日本＞なのでありました
それでも折角なので どこが節電？の スターライトを浴びに
韓人さんとの新たな交流を深めに？繰り出して参りたいと思います
韓国も「Ｘｍａｓ＝恋人と過ごす」なのか？尋ねてきたいと思います
ちなみに明日は 女子いえ、婆っちゃん会です
とある主婦のおうちで豆乳鍋の予定でしたが 人数が増え
邪魔な爺っちゃんが居るっつうことで ジモ、桜鍋家へとなりました
今日は豚で明日は馬 いったい いつになったら
人間の男に ありつけるのでありましょうか・・。。
●十傳より→本夕は羊にしたいと考えてはいるのですが、小岩井農場までの氷結の路面が怖くて、結局は目刺になるやもしれませぬ。妹が、パート先で、無理やケーキを買わせられ、そのしわ寄せが届いておるのでありますから、メザシとケーキかもしれませんです。
いい年した男女が公衆の面前でキスをするのは、ビジュアル面で美しければ充分ＯＫですが…
さよならをした後で振り向いて相手の後ろ姿を見つめるという行為は…
この歳になって、激しく抵抗があります。年齢差別ですね。
若いころは、そうしたいと思う時と、しなくちゃ悪いかなという思いの時、していました。
んっ？ 結局いつも振り向いてましたね、恥ずかしい話です。
現在は、好きな人には、勿論、振り返りたい衝動はじゅ～ぶんございます。
ですが、何故かあの『東京ラブストリー』のくっさ～いシーンが脳裏をよぎり、
〈ここで振り向く行為は若者限定だな！〉 と小っ恥かしくなり、そのまま立ち去っています。
あたしの後ろ姿を見つめてくれている瞳があったら嬉しいな…んなことないか…
振り返らず立ち去っているので知る由がありません。
●十傳より→韓ドラマでは、いまなお振り返りシーンがあるようであります。日本のお女性に人気があるのは、クサイ行為をホントは求めているからなのでございましょうか。
「じゃあね 見てるから 行っていいよ 見てるからっ」
って言って 別れて帰ってきたら
「見てるって言ったくせに 見てなかったじゃないかよっ」
って怒って電話をしてきた 馬鹿がおりました・爆
●十傳より→ヤルものをすべて終えてしまうと、「しまった、ふりかえってヤレばよかった」と高慢にも、電車に乗ってから反省することも多々あるのであります。