2012
09.11

お経の本ではありませんですよ。

これは「断易」という占い本の原書でありますです。
予定している占い教室の準備として、私メは時間をみつけて総復習をしているというわけでありますです。

難しそうでありましょう?

でも、大丈夫であります。
この原書は教える側の問題でありまして、教室ではより分かりやすくいテキストを準備いたしますですから。

私メはお寺の流れでありまして、自然に、漢文はなんとなく得意なのであります。
が、原書だからと言って信じてはいけませぬ
嘘や迷わせる言葉が混じっておりますです。

これが中国のやり方でありますれば、注意が肝心でありますです。

しかし、私メも以前は真面目な学徒であったと、つくづく感心いたしますです。
全部、読破した形跡が残っておりますですもの。

この二冊、「卜噬正宗」と「増刷卜易」をマスターすれば完璧でありまして、そのノートを、私メは師から手渡されておりますです。
「オノさんは才能がないからやめた方がいい」
とボロクソに言われながらも、五年間通い続け、そうしているうちに師の鷲尾が老衰で入院しまして、あるとき呼ばれて病室におもむいたのであります。

「オノさんは、まだまだ時間があるから」
ということで、「断易教室」から「黄金策」、そして「60の例題」までのノートをごっそり渡されたのでありました。

まだまだ理解できない個所も、ございます。
しかし、時間があると思っているうちに、そろそろ時間切れになりそうでありまして、皆様にお伝えしなくてはならないわけであります。

このノートをそのまま記録すれば、やがてはかなりの金銭的な価値があると思われるのであります。

お女性から教わったHを伝えたように、「断易」もまた、新しい人たちに伝えることが、私メの残された役割かも知れませんです。

易者にならずとも、占い的な思考方法は、これから襲いかかるであろう地獄のような時代にきっと活用できると予測する次第でありますです。

まずは占い教室開講の途中経過でありました。

  1. 私がこのブログに出会った頃、
    先生は、「教えても誰もついてこないから、墓場まで持っていくしかないのか」とか言ってました。
    なんてもったいない!って思っていましたが…

    きっと、伝えることができますよ。
    今度はみんなついて行けます。
    十傳クラブやこのブログで、教わるほうの器も育っていたのかもしれませんね。

    それにしても難しそう…。

     ●十傳より→原則さえ知れば、断易はカンタンなのでありますです。そして面白い占いであります。

  2. 断易を後世に遺すために、師匠は十傳さんに貴重な資料を託されたんですね。

    占いの才能って、どんなものなのかなあ……。

    ●十傳より→占いの才能は、私メもいまだに分かりませんです。

  3. 今日は吉日ということで…月破や日破、支冲や空亡の影響もないですね。金運ってこれだけ覚えるだけでも何%の的中になりますか? 分からないのが妻財が2個あったり等の見極めですね。奥が深いです。

      ●十傳より→金運は一種の傲慢なパワーでありますして、今日はそれとは異なる平安の日と心得た方が賢明かもしれませんです。

  4. 昔は人間の命より重かった占術の真伝をしかも尊敬する小野先生に教わる機会が訪れるとは、それだけでも生まれて来たかいが有ります。

    良いタイミングで日本に生まれたことと小野先生に感謝です!

    ●十傳より→リスペクトされるのは開講してからのお話でありますですよ。

  5. こちらから大変失礼いたします。
    今回占いの講習会を、開いてくださいますようですね。申し込みは、どちらにしたらよろしいのでしょうか、全くの素人で、右も左も、分かりませんが、意欲だけは、あります。
    ついていけますでしょうか。そこが、不安です。

    ●十傳より→意欲さえあれば、分かるまで、楽しくお教えいたしますです。12支から始めるので、ご安心くださいまし。開講は来年早々の予定でございます。そのときには当ブログで「やりまっせ!」とお声をかけますので、ヨロシクでありますです。

  6. 早速ご丁寧に、お返事ありがとうございます。楽しみにしております。
    こちらこそ、呉呉もよろしくお願いいたします。

    ●十傳より→講座を始めたら、持続していかなければならぬという覚悟を、いまつけているところなのでありますです。