02.13
六本木という街は好みではありませぬが、バッグについての対談ということで、16時過ぎ、日比谷線の六本木駅で地上に出、地図をたよりに会場へと向かったのでありました。
最近のバッグの人気はセリーヌがダントツとか。
その次がエルメスでしたかな。
20万円から30万円のものがバカスカと売れているとか。
「よく買いますね」
という言葉を抑えたのは、男がバカ車を買うようなものだと合点したからでありますです。
どんなに高いバッグを持っていても、バッグ税はいまのところかからないから、むしろ安いものかもしれませぬ。
車ときたら、二年もすれば価値が半分くらいに下がるという、まさに国や会社の思うつぼを、常識としてとらえているのでありましょうか。
そして、聞くと、トート型はいまや廃れて、カチッとしたファスナー付きのモノとか。
これは、厄介な時代の来る予兆かもしれませぬ。
道徳教育復活と叫び出したノイローゼ首相の、その道徳教育の行き着くところは「不倫禁止条例」やもしれませぬ。
AKB48の丸刈りさんも、その予兆を具現化してみせたお一人であります。
が、あれは「恋愛禁止」に触れたのか分かりませんです。恋愛は禁止であっても、お遊びは禁止されているのかどーか分かりませぬから。
オリンピック招致を食いとめるべく、中国から嫌味をされ、しかしオリンピックなどやろうがやるまいか無関心なのでイイのでありますが、妙な雰囲気がバッグから読みとれるのでありますです。
むろんセリーヌなどは日本だけでなく世界中のオヒャレさんが求めているわけでありますから、そのまま不倫禁止令を連想するのはどうかとは思うのですが、しかし、直感的なナチス型へと時代が傾斜しているのは易者としての直感かもしれませぬ。
対談のあとに、撮影をすませ、恵比寿に出て湘南ラインで帰宅するのでありました。
最近ネットで「年収は、なぜ使う財布の値段の200倍になるか?」が話題になっていますが
先生の場合は財布ではなく、月給の25%ぐらいのバックの購入をお薦めしてますよね。
面白いです。どのようなバッグを買ったら良いか検討中です(笑い)
●十傳より→チョーセン人(南北)も中国人も、むろんサル顔の日本人も、バッグに振り回されているのでありますです。バッグはわき役、主人公は自分でなければなりませぬ。東洋人は風呂敷でいいのかも。
とても気に入って大切にしたいのに、意に反して酷使し
ヨレてしまい、お別れが早い。
期待していない時に、いい品に会う。
バッグとはお相手のようでございますね。
買うときはそれほど考えていませんが。
●十傳より→バッグほど衝動買いせねば後悔するものもありますまい。買おうと思って探しても、まず見つからず、トンでもない時に限って「欲しい!」と心がさわぐバッグを目にしてしまうのでございますです。