2013
10.27
10.27
ついに…!
納屋の奥の長持ちの中から出てきたのでありました。
大判小判ではありませんでしたけれど、油紙に包まれた、ふた振りの日本刀。
やや曇りが見られますですが、手入れ良く保尊されていたのか、錆はございませんです。
抜くと、重さのバランスが、鍔のあたりで取れているのでございます。
やぁ!
と、やってみました。
むむ、心の迷いが断ち切られました。ギャ!
二階の我が部屋の床の間に飾るのでありました。
なかなかイイ感じであります。
興奮しているのか、妙に勃起などいたしますから不思議であります。
刀身と鞘の関係で無意識に性行為を連想したわけでもありますまい。
刀から死を連想し、その死の連想から快楽へと、心の回線がむすばれたとでもしておきましょう。
長期間滞留しているうちにモリオカの大気から性欲だけを吸収したのか。
それとも、これも方位現象なのか。
研究の余地がありそうであります。
大判小判は諦めることにし、モリオカの紅葉を見物に出かけたのでございました。
栃の木の落ち葉が、乾いた音で風に舞っております。
もう、その落ち葉を見ても、大判小判が重なることはなく、はるか昔に置き去りにした少女も、私メと同じ年齢なのかと、いまさらのように感慨をふかめるのでありました。
「刀から死を連想し、その死の連想から快楽へと‥」とありますが、「刀から血を連想し、その血の連想から快楽へと‥」の間違いではないですか??違ったらすいません(汗)。
●十傳より→「盛」の漢字に刀とノと皿の文字が隠されておりますです。刀+血=盛。「盛」は「せい」であり「性」に通じ、それは快楽へと連想が続くのであります。さらに、私メが「モリオカ」にいるとご存じ。オノ+「盛」=官能という関連がkenさんにおありあるのでは…。モリオカで淫乱の悦びに耽っているという連想であります。これは則字占法という占いでございますです。対して私メの死と官能は、まことに子供じみておりまして、死と対局にある「生」から「性」が連想というワケでございますです。
立派なお刀です。
きっと鍔も良いお品だと思います。
研師をしていました亡き父でしたら拝見しただけで
何処のなんという方のお刀か判りましたが
残念ながら私にはさっぱり。
先生は実に血筋のイイお方なのですね。
たまに先生のブログの中で先生ご自身が写っています写真を拝見しますと
「鎧兜を身に纏い、ガタイのイイ黒い大きな馬に跨り采配を振るう」
という先生の姿がフッと頭に浮かぶ事が幾度もありました。
単に私が想像力豊かなのか
それとも先生のご先祖様は名のあるお方だったのかもしれませんね。
●十傳より→戦争中に刀や鎧を国にとられたということで、ばか正直な家系なので、ほとんど諦めていたのではありますが。
本当に大判小判がザックザクと出て来たとしても、税務署の人も見てるかも知れない、こんなとこには書けませんよね?
心中お察し申し上げます!(笑)
この次、小野先生に会った時に、ぶっとい金のネックレスとブレスレットをしていたら「ああ、やっぱり出たか!」と、こっそりと思うことにしますね(ぷっ♪)
●十傳より→「ありもしなかった私のことは書かないでちょうだい」とメールされたこともありますですしね。「ありもしなかったことだから、それはキミのことじゃないよ」と返事したいこともあるのであります。