2016
01.15

なんだ、なんだ、この冬の熱さは!
アメリカのせいなのか、朝鮮か、中国か、それともニホンザルの存在が原因なのか…!

と、すぐに誰かに罪をなすりつけたがる私メは、黄色い花を毟りとりたくなる気分なのであります。

こんな冬に生まれたお方の運命はド~なのだろうと、ふと思いました。

四柱推命の到達点といわれ、奇門遁甲ともリンクする調候用神法を用います私メとしては暖冬生れのお方の運命に興味が出てまいりました。

調候用神法とは、生年月日が春夏秋冬のどの季節にうまれ、日干は何なのかで推理する方法であります。
たとえば冬月生れで日干が「壬」だとします。壬は大河であります。
冬ですから凍った川のイメージでございます。凍っているために生物が生育できない河なのであります。そこに太陽があれば氷が溶けますから、人々の役に立つ良い運命と、簡単に書けはこうなりますです。

しかし、暖冬生れであれば、その年は川は凍りませぬ。じじつ、氷上でのワカサギ釣りが禁止の湖が今年は多いのでございます。

だとすれば毎年の気候を運命の解釈に入れるべきなのか。
いやいや、寒い冬だって北海道は凍てついているだろうけれど、沖縄は真っ裸でいても平気かもしれませぬ。

この点は、若き研究者の課題かもしれませぬ。

東洋の自然科学は、生き物を殺さずにさまざまな角度から観察するところから始まりますです。

ここを攻略すると、あっけなく陥落するお女性のツボがあるように、冷静な目で生き物を観察するところに運命学の醍醐味があるようなのでありました。