2024
03.11

古い柳行李には四代前の曽祖父が使っていたという色々が入っており、それを私メがそのまま預かっているのであります。

なかに入っているものは、仕事が山寺の僧侶ということもあり、呪い本の写本とか、印鑑などでございます。
ホントなら僧侶が呪いなど占い関係に手を染めることは違反行為であります。

が、そこは山寺。
村民たちの悩み相談も引き受けていたのでありましょー。

あらためて呪い関係の資料を開きました。
写本は虫食いでボロボロですが、読めないこともございません。

私メが易者であることは、「血」なのかもしれないと思うのでした。
小野天宗という曽祖父は、まさか己の死後、四代後の子孫が、易者となっているとは考えてもいないことでしたでしょー。

明治四拾四年に書き写したとありますから、113年前。そんなに昔でもないような気もしますし、はるか過去の気もいたします。

私メが作成したテキストが113年後に存在していたら、2126年の人たちは、どのよーに思うのでしょーか。

しかし、写本された数冊の本は、なにかとても役立ちそーな気がいたしますです。