03.02
実家では夜の8時になると、もう老母は寝てしまい、家は森閑となるのであります。
以前であれば、夜の街に向かったものでしたが、夏に最後の友人を亡くしてからは、そういう気持ちにもなれず、家の中の書物を肴に、洋酒をヤルのでございます。
素面ではダメでも、酔うと頭に入る本もあるのでございます。
記憶できるかどーかは別の話であります。
が、面白いのは、そのまま寝入ると、不思議な夢を見るという点でございましょうか。
夢のメカニズムがどーなっているかは分かりませぬが、難しい書物を目にした後の夢は、バカにエロチックなのでございます。
目覚めたとき、となりのお女性を虚しく手探るのでありますが、「ああ、夢だったか」と納得するまでに、しばしの時間が必要になりますです。が、指先には柔らかな肌の感触が残っておりまして、その指の傍らには小難しい書物。
目的を達成する時、その目標を考えているうちは容易に達成することは出来ないのと同じかもしれません。私メだけかと思っておりましたが、どうやら、それは案外、多くの皆様にも共通した開運の条件ではないかと、最近になって気がつきましたです。
「絶対に、アレを達成してやる」と意気込んでいては、まず無理なのであります。
「どーでもいいや」と諦めかけた時、あれほど困難だった目的が容易く叶うものでございます。
難しい書物を読むと、エロな夢を見られるように。
洋酒をボトルごと呷りながら、私メは打ち始めたメールを消すのでございます。積極的に自分が動けば、それは叶わないという断易の原則を思い出して。
酔いのためにグラつきかけた頭を、目を閉じて、つまりメールからも書物からも切り離し、目を閉じたとき、遠く神楽坂のワインバーの、ワイングラスに透ける赤い指先の動きが見えるのでございます。
すでに夢に入りかけているのかもしれませんです。
なるほどなー、と唸ってしまいました なるほどの、ほどは、私の程しかわかってないよーな、私の程もわかってないよーな感じですが 、、
●十傳より→どっちでもイイのであります。
確かに、私自身、期待していないものに限って手に入る節があるように思います。
一心不乱に目的を達成しようとして壊したり、壊されたりしたものが大きすぎて、自分の中にはもう何も残っていないのが本当のところなので…
こうして先生の経験談を読めるのは貴重です。
●十傳より→こういう法則のようなものは八つほどあるのでございますです。
お酒がいただける方は幸せです。
生まれつき、アルコールを分解する酵素が
上手く作用できない私は、ウイスキーボンボンや、梅酒、酒粕の香り
でも酔ってしまうます。お酒が飲めたらもっと
沢山の方々に会えたでしょう。
でも、身体が生まれつき弱くても、こうして
生かされていることを感謝致さないとなりませんね。
と
●十傳より→酒が強すぎるのも失敗の原因になって仕舞うのであります。お金もかかりますし。
今朝はとても寒かった
でも、今、先生のおられる盛岡に比べれば温かいのですから
贅沢を言ってはいけませんね
私はここのところ早起きをしています
実は兄が 「痛風」で先月の26日から松葉杖の生活をしていますので
1時間ほど早めに起き、実家の ワンコを散歩させてから会社へ出勤しています
病院へは行っていないようなのですが
魚類は一切食べず、クエン酸・モズク・お茶を摂るようにしたおかげで
室内では どうにか 松葉杖なしで行動できるようになりました
セミナ-の次の日の26日に 兄から「松葉杖」を買ってきてほしいとの電話があり
私はすぐさま ホ-ムセンタ- へと車を走らせました
あらかじめ兄が電話で問い合わせていたので、置いてある場所はすぐに分りました
見ると たった二組しかなく、そのうちの一組を小脇に抱えて店内を歩いていると
中3か高1ぐらいの男の子二人が
「すいません、松葉杖ってどこに置いてあるんですか」
「さっきから探しているんですけど見つからないんです」
「案内してあげるからツイてきて、あと一組しかないよ」
「いいえ、杖のほうじゃなくて 下のゴムがほしいんです」
案内し、二人はゴムを手にレジへと向かっていきました
外に出ると駐車場で、先程の男の子二人が 軽自動車の近くでなにかしています
運転席から 松葉杖をついた 父親らしき男性が出てきました
その男性が倒れないようにと 二人の男の子が気遣っているのです
イヤなニュ-スが流れる毎日
とても心温まる光景でした
●十傳より→私メも老母の杖を冬仕様に直しましたです。上手くできずに、だんだんと癇癪を起しそーになりました。
肝臓癌で、しにますか
●十傳より→鍛えてますので大丈夫。
先生のなんでもまじめに取り組む姿勢好きですよ。酒はよき友ですね。
●十傳より→今となっては、酒は親友以上の存在であります。
先生は今後ご結婚なさらないのですか。お母さまとロメオ以外の家族のお話がないので。
私の知人は60歳を数年過ぎて結婚し昨年、子供が生まれました。
お母さま、お元気になられたようでよかったです。明日はお節句ですね。今月はパワーボックスどの方角でしょうか。
●十傳より→早急にお知らせいたしますです。
絶対やってやる!と意気込んでも力が入りすぎてダメなんですかね。
よくあります。
まっどーにでもなーれ~と投げやったら
上手くいきますよね。
以前、先生に相談したこともありますが、
連絡を待ち望んでいた彼から連絡がきました。
しかし、嬉しくなかったのです。
もぉ諦めたら気持ちも萎えたのでしょう。
けどあちらは燃えたのでした。
もぉどうにでもなれです。
●十傳より→動には静、静には動ということかもですね。静は不動ではないこともポイントであります。