2011
04.15

「Hよりも、お花見よりも大事なことがあります!」
ってなことを以前、演説されたことがございました。

ちょうど桜が三分咲きくらいで、いよいよ桜の季節がはじまろうという…あれはいつのことだったのでありましょうか。記憶がうすれかけて、その言葉しか覚えてはいないのであります。

しかし、桜の盛りがおわり、花弁がこのように散り乱れるのをみていると、花見より大事なことなどなにもないような気になるのであります。

「愛する心か大切です。愛する人のためならすべてを投げ出す気持ちです。私にはそれがありました」
と演説する彼女の言葉を受話器から耳をすこしはなして聞きながら、桜の花びらを眺めていたのでありました。

恋のウンザリするところは、さいごにどちらかがバカに真面目になるところであります。

笑いさざめきながら終わることはできないのでありましょうか。

せめて携帯メールをキレイな思い出に染めておわりにしようとして「キミのことはずっと心にしまっておくでありましょうザンス」てなメールを不機嫌になりかけている感情を押し殺して送るのですが、「いまさらそういう甘い言葉をいわれても私の傷ついた心にはなにも感じません」とかウヒャー!という返事がくるばかり。

今年の桜も散りいそぎ、散った梢にははやくも若葉が顔をだしているのであります。
この不安定な季節のつぎには落ち着いた新緑の日々が待っているのであります。

しかし、やはり呻くように咲きほこった桜を仰ぐことは、恋よりも心よりも大切なのだと、年をとればとるほど痛感するのであります。

  1. お相手様、ツツジやサツキのような散り際ですね。
    桜、ぱぁっと鮮やかに散る姿が潔くって素敵、好きな理由のひとつです。
    後腐れないような別れにしたいと考えて、シュミレーションして別れにのぞみます。
    でも、思う通りにはなかなか…ですね。
    意外な言動をくらって戸惑うというか、唖然というか、言葉が出ないというか…
    いざ別れようとする時に過去の嫌な別れを思い出すと、別れる事がだるくなりますね。
    でも、キッチリさせないと…よしイクゾ!
    …完了… へなへな~、脱力~(放心)、かな。

    ●十傳より→別れも恋愛の一つでありますから美しくいきたいものであります。99パーセント醜くなりますですが、1パーセントだけ上手くいく確率。が、美しい別れもまた、つぎの恋を阻むことになるものでして…。

  2. まったくそうですね。私がまじめになりすぎて、彼の心は冷めすぎて、都合のいいように利用しようと考えているんだろうなと思えるので、私も早く桜をみて、彼との関係を冷静に見られるようになりたいと思ってます。
    今日の暖かさは、桜のつぼみを温めてくれるでしょう。
    先生が盛岡にいらしたら、また桜が観られるのでしょう。
    素敵な再会もあるのかしら???

      ●十傳より→都合よく利用されててもいいや、って気持ちになれればいいんですけどねぇ。ヤリの料金をとることも考えてみてもいいのではありませんか? 料金制にすると長くてもだいたい半年で関係は自然消滅いたしますです。

  3. 初めて書きます。

    携帯からは新しいブログの写真が見れません。
    新ブログには携帯向けではありませんか?

      ●十傳より→すみませんです。ただいま仮のブログでしてご不便をおかけいたします。ちゃんとしたブログが完成するのをお待ちくださいませ。

  4. 今日、庭の木が根元から倒木しました。
    この家に来たときはソメイヨシノの木が庭の南西に植わっていたのですが、手入れが面倒ということで母と姉が根こそぎ処分した時は
    、当時ショックでした。それからどんどん精神的にまいっていきました。
    そこに母が植えた三メートルほどの木が枯れて今日、倒木したんでびっくりしました。
    地震の影響なのかな?と半信半疑です。

    ●十傳より→樹木は家の大切な何かですよね。それが倒木してショックになるのは当然でありますよ。東電と民主党なぞに投票した国民のせいにいたしましょう。

  5. でも、外見も中身も素敵な男性と結婚できた
    女性を見ると、とても羨ましくなる自分が
    いました。その男性を誘惑したいという気持ち
    にもさせられますです。
    心の闇に直面すると、かなり苦しいものが
    あります。
    人間の恋愛より桜の方が美しいのは当然です。

    ●十傳より→だいたい男は17歳の精神年齢でストップいたしますです。あとは演技というか強がりで生きております。中身が素敵な男は苦しいほど自分を律していることが多いものであります。

  6. 女性もそれ程男性と変わらないと思います。
    自分を律して生きている男性の苦しみは
    よく分かります、だから余計に素敵に見える
    のだと思います。
    私も母として、律しなければならない部分も
    出てくるので、共感するからでしょうか…

    ●十傳より→律するというよりやせ我慢でありますですね。

  7. そうです、やせ我慢です!辛い気持ちは
    より共感できるものです。

    ●十傳より→快楽も共感できますです。快楽はせつないほど辛いですからね。

  8. そうですね、辛過ぎて涙が出て来ちゃいます。

    ●十傳より→そういう時の涙はあんがい快感なのでありますぜ。