2011
05.22

会員の方から次のようなご質問が届きました。
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今晩は。
いつもありがとうござます。
この天候のせいでしょうか、
やぎ座の彼女が海で腰を痛めました。
やぎ座の宿命と、思いつつも
防ぎきれなかったのが口惜しいです。

4月に転職されたばかりです。
先々週に初めてのギックリ腰でした。

何か良いアドバイスがありましたら
ご指導ください。
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これは大事をとって病院で治療することをおススメいたしますです。
おっしゃるように、山羊座は坐骨あたりに弱点をもっておりまして、再発する可能性が高いのであります。
腰にかぎらず、山羊座の人は骨が生命線でございます。なので病院でしっかりと治療はなければなりません。
関節リューマチ、神経痛、膝の痛みのほか、胃炎、胃潰瘍、肝炎、消化不良、中耳炎、歯槽膿漏にもご用心なのであります。

なぜか山羊の人は東洋医学に興味をおぼえ、指圧や整体を学んだりしたがるもの。

また冷静そうなのに、じつはとても心配性でくよくよしやすく落ち込むことが多いのであります。目的意識が高いために、その目的を達成できないと、落ち込むわけなのでありますが、ならば目的のランクを下げればいいもの。が、それができないのが山羊座の特徴なのであります。
つまり一流にあこがれ、一流でないと劣等感を持ってしまうのでありますね。
ということは、優位な立場でいることで安心するのであります。
なので、資格などを獲得して、人に何かを教えるという職業が理想ということになるのであります。

1985年から1998年生まれの山羊座は、やさしさを司る海王星が山羊座あるために、とても優しい人が多いのであります。ロマンチストでもあります。1957年から1969年生まれの山羊座も、これに準じるのであります。

では、仕事などで転勤だの転職が多く、予期せぬ事態にみまわれる運命を有するのは、1989年から1995年生まれの山羊座であります。1962年から1974年の山羊座もまた変化運の持ち主でございます。離婚をしやすく仕事も移り変わりやすいのであります。これは天王星の影響なのであります。

欠点ばかりあげましたけれど、勉強好きな面をのばすことで幸運のサイクルに乗れるのであります。
ただし仕事は恋愛と切り離すこと。
仕事と恋愛を混同してしまうと、どうしてもトラブルに陥ることになるのでございますです。

2011
05.21

以前のブログでやっていたエロ訳百人一首でありますが、
「つづきをやってほしい」
というご要望が数件ございました。
面倒くさいのではありますが、せっかくなので、では…っつうことで再開いたしますです。

今回は、右大将道綱母。
藤原兼家の妻でありますね。結婚して二年目くらいの歌でありまして彼女は二十歳くらいでしょうか、28才の夫の兼家に別の女ができまして、朝帰り。
そのときの気持ちを詠んだ歌とされておりますです。
浮気した夫の帰りを待つ歌とされております。

ーー嘆きつつひとりぬる夜の明けくるまは
いかにひさしきものとかは知るーー

一般的には、
『あなたを待ってひとりきりで寝る夜の、夜明けまでの長いこと。どんなに苦しいかあなたはご存知でしょうか。いいえ知りますまい』

まぁ、これでもイイのでしょうが、一説には、朝帰りした兼家が門を叩いても家には入れなかったとか。兼家はしかたなく、ふたたび愛人の館に戻っていったとか。

が、じつはそうではないのであります。
この歌を解読するカギは、「明くるま」という言葉にあるのであります。
明くるま→開ける間。
夜が明けという意味と、門を開ける意味と、体を開ける意味の三つの意味を持たせているのであります。

兼家は、ふてくされている女の横に寝そべって、
「なぁ、怒っているのか?」
などと猫なで声で、女の着物のわきから手を差し入れたことでありましょう。
乳首などが固くなり、彼女から性欲の匂いが発散されたことでしょう。
が、女の意地。
「ダメ、いやよ、あの女を触った汚れた手でさらわないでちょうだい」
などと抵抗したことでありましょう。
腿もぴたりと閉じ切って、兼家の愛撫を受け付けなかったはずであります。

「久しきもの」という言葉も意味が深いのであります。久しいのではなく、久しき「モノ」とあるのであります。

兼家はすねる女に、固くなった股間のモノを押し付け
「久しくシテいなかったよな。もう我慢できない頃じゃないのか」
と卑猥なセリフを囁いたことでありましょうねぇ。
耳たぶなどをちゅうちゅう吸われながら「なぁ、こんなにお前だけを愛してるのに」と野太い声で囁かれると、撫でられている陰毛が湿り気をおびてもいたし方ありますまい。
「しようのないひとね…」
とゆるめた腿から、兼家の指の侵入をゆるしたことは想像に難しくはありません。
「いけない子」
と、お尻におしつけられたモノをおもわずという感じで握ったヤモしれませんですね。

つまり、この歌はセックスによって夫婦喧嘩を和解してしまったということが歌われているわけであります。

詠み手の右大将道綱母は、兼家との二十年余りの結婚生活を「蜻蛉日記」の残したのでありますから、そういう意味からも、この歌は夫婦間のセックスを描いているわけであります。

一人寝る夜の明ける間は、いかに久しきものとかは知る。
そういうことを理解した上で、この歌を全体に眺めると、なるほど「夫婦のセックスというものは、だんだんと回数が減っていくものなのね」ということを詠んでいるのだと分かってくるものとおもいますです。

百人一首は、詠み手のエロ人生を代表する一種を撰者の藤原定家がとりあげているのは間違いのない事実なのであります。

2011
05.20

いちおう5月27日に発売の本が送られてきたのでありました。
著者献本というヤツであります。10冊なのであります。

主婦の友社「戦争を知らないオヤジたちへ」1400円+消費税

っつうわけであります。

本屋に立ち寄った際は、ちらっと見ていただければ嬉しいのであります。

アグネスラムとかの下の画像は、帯によって隠れているはずであります。

まぁしかし、原稿が、こうやって一冊になるというのは、充実感でございます。
これがネットですと、画像UPだけで重さというものがございません。どこか物足りなさを覚えるのであります。
一冊になることは、ここでひとつの何かが終わり、次へ進もうという区切りにもなるので、これは得難い満足感であります。

普通、風水本とかスピリッチャル本などはゴーストさんが書いているので、本人はただお金が入ることだけの喜びかもしれません。
ゴーストさんに頼んだ方が量産できますから効率的でしょう。
著者は前書きとあとがきを書けばイイだけでありますし。

けれど、私のように効率を考えないタイプは、ささやかなご褒美として、しばしの充実した満足感に耽ることが許されているわけであります。

悪口雑言の言いたい放題の内容でして、女性の方は眉をひそめるところもあるかもしれませんが、私としてはユーモアをきかせたつもりなのであります。
当ブログと基本的には同じノリであります。