2013
06.23
いつもは白楽のお屋敷をお借りして開いていたセミナーでございますが、今回は手相を扱いますゆえ、大きなボードが必要でして、事務所で開催することにしたしました。
ご遠方から来られた方も、八名ほど。
画像は、後半、ワインと料理がはじまったところなのでありました。
ハイル・ヒットラー! をしているのではございませんです。お手テを見せているのでもございませんです。
スクールと異なり、すこしクダケた会ではありますが、このような集まりは、定期的に必要かもしれませんです。
普通では絶対に知りあうはずのない人たちが一同に会するのでありますし。
かような、ビンテージモノのワインの差し入れまでございました。
1974年モノでございますですよ。
その美味なること、もはや現世で味わうことはできますまい。
新しくご参加の方々も「おおっ!」と感動のどよめきを立てていたのでございました。
こうなると「手相」のお話しどころではなくなりますです。
要点をかいつまんだつもりでも、指の働きの説明は、男女という本質的なところへと堕ちていくしかないのでありました。
今回も、アシスタントの村井さや香の料理は、たちまちのうちに平らげていただき、「これはパスタとか、腹にたまるヤツを追加しなくちゃいけないのではないか」と裏方でひそひそと案じるのでございました。
それでも宴は、まばたきするうちに過ぎて、二次会へと場は移ることになるのであります。
それはセミナーのお話とはソレてしまいますから、まずはこのくらいで。
次回の予定は九月。
はじめての、みなさまのご参加もお待ちしておりますです。
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2013
06.21
ショップサイトの「しあわせ工房NONNA」で、新しいヤツを扱いました。
「福本ふだ」であります。
ふだを札と書くと、福本札となって、ニセ金になりますですが、そしてデザインもニセ札っぽいのでありますが、コレは金運を呼ぶ、オフダなのでございます。
詳しくは、右側のシップサイトのリンクからご覧くださいませ。
大丈夫、安全なサイトであります。
開いただけで課金されるようなことはございませんです。
というか、そういう技術をもちあわせておりませぬ。
これはスタッフの手作りのショップサイトなのでありますです。
昨年から、福本フダは完成しておりまして、知り合いにバラマキ、その効果をみておりましたのであります。
それで、夏至に公開するのが、なんとなく吉っぽいので、配賦の実施に踏み切った次第でありますです。
まあ、ちょっとご覧になってくださいましよ。
オフダをいれた袋が、この黄色い霊符になってまして、なかなかイイ感じであります。
ひと儲けしたいときに、思いだして使ってやってください。
2013
06.19
よく行く本屋であります。
これでよく食っていけると感心するほどの、ちいさな本屋であります。
「あっ、オノさん、こないだの本ねぇ」
とジイさんが私メを手招いたのでありました。
近所の有閑バアさんが、たまたまモリオカの人でして、「浅田次郎のね、終わらざる夏っていいわ、お読みなさいよ。モリオカが前半の舞台なのよ」と言われたものですから、その本屋に行った時に「ある?」と聞いたのでありました。
その時は本屋になくて、文庫本だと思っていたけれど、じつはまだ文庫化されていなかったことが、後でわかったのでありました。
そして本日、図書館でその本を見つけた、ちょうどその帰り道「オノさん」と呼びとめられたのであります。
そしたら、「あったのよ、本。取り寄せておいたのよ」と店主。
いやぁ、図書館で借りたともいえず、困ったと思っていたら、
「大丈夫よ。これ古本だから。一冊五百円。上下で千円よ。文庫されてもこれ以上の値段はするわよ」
どうやら、いろいろと手配してくれて、古本屋から取り寄せたらしいのでありました。
これでは、もう断れませんです。
「あっ、オノさん料理するわよね」と老店主。
「ジャガイモ、持って行ってよ」
と奥へ。
その時に写したのが、UPした画像なのでございますです。
分厚い二冊の本を小脇に、曲げた肘にジャガイモが入った袋を抱え、そして同じ本が自転車の前のカゴのバッグの中に。
複雑な気分のまま、「もう二度と本の話はしないぞ」と心に誓いつつ、曇天の空の下、ペタルをこぐのでありました。
人の誠意もまたホラーなのでありました。
そして、二冊の同じ本を前にして、それだけで疲れ果てたような気分で、頬杖をついているのでございますです。
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