2013
06.07

軽快に仕事がはかどっているのであります。
体内に蓄積されていた知識…ギャッ!、を吐きだすように、みるみるページの量が膨らんでいくのであります。

すると、いつになく腹が減りまして、本日のランチは冷やし中華。岩手県では冷風麺。冷麺のようなモノという意味でありましょう。

私メはモリオカ冷麺のどこが上手いのか否定的でありまして、冷麺は朝鮮冷麺でなくてはならないのであります。

さて、画像の黒いヤツはワカメでありますです。
二人前くらいペロリであります。

ああ、夏が来たのだなぁ、という味覚が広がるのでありました。

すると一幅の風景が瞼の裏に広がるのであります。
白く漂泊されたような真夏の昼下がり、日傘をさした一人のお女性を二階の食堂から見下ろしている風景であります。私メは冷風麺を食っているのであります。
そこは駅前でありまして、お女性はバス停でバスを待っているのであります。
「わたしのも食べる?」
とみると、テーブルの向かいの女子が、麺を私メの皿に移してくれているのでありました。
「かたじけない」
と笑い、目をバス停に戻すと、日傘のお女性はもういなくなっているのでありました。
遠くのアドバルーンの空は真っ青。
食堂にはハエの羽音がするばかりであります。
女子のくれた麺をすすりはじめるのでありました。

さてさて、この数日は非常に、充実しておりますです。
原稿作成が、これほどの陶酔感を伴うのは、十年ぶりのことでありますです。

明日の十傳スクール、断易教室で、そういえば約束をしていたことを思い出しました。

「一発で、世爻の場所を知る方法は?」
これをチェックしなければなりませなんだ。