2018
12.16
激しくケーキを欲する時もあるのであります。
一つでは足りず、二つを交互に貪る、それもしやわせのひと時でございます。
思えば、私メは、日本酒にしても甘口をいといませぬ。
辛口辛口と通ぶるのはよして、甘口の熱燗で〆るのも一献でございます。
もちろん肴は塩っぽいモノが良いのでありますが、そうでなければならないと自分を規制する必要もなく、たとえば饅頭を食いつつ酒を傾けてもよろしいのであります。
ちょうど、ウィスキーとチョコが似合うように。
また寿司を握ってもらい、日本酒で米粒を胃袋に流し込むのも悪くありませぬ。口の中でコメが解けていくのも美味いのであります。
酢も酒も、もとはといえばコメなのでありますから。
フランス人が経営している店に行ったことがございます。
誰かがチーズを注文したので、
「海苔はありますか?」
と頼んだら、
「こらこら」
と同席の人からたしなめられました。「合うわけがない」と。
けれど、フランス人は、
「よく合います」
と海苔を出してくれましたので、チーズに海苔を巻きましたら、同席のお方も「うまい、うまい」
で、「醤油は…?」
フランス人は醤油を持ってきてくれました。
「美味しいですよね」と。
すると同席の人も「そう、そう」と同意するのでありました。
好みを、自分で限定するのは良くありませぬ。
ケーキを食った後は、日本茶に限りますです。
そして漬物。
そしてまた、でん六豆。でんでんでんろくまめ美味い豆♪と唸りながら、緑茶をすするのでございますです。
Category:
開運料理 /
Tags: no tag /
2018
12.14
22日23日のための「奇門遁甲 海底眼SP」のテキストをチェックしているのであります。
「この特別講習はふたたびはしないだろうなぁ」
公開がきゅうに惜しくなったのでありましょーか。きっと、そうに違いありません。
が、反対に、
「来年度のスクールに、奇門遁甲家相を取り入れたらどーだろう」
の気持ちが芽生えたのであります。
事務所にあらたに或るシステムを加えまして、そのシステムを馳駆すれば、面白い事ができるというアイディアと、「6年間だけ頑張ってみようか」というファイトが下半身に芽生え、
「であれば、あらたな教科を。しかも奇門遁甲と関連したものを」
意欲も出てきたのでありました。
巒頭と理気という家相の基礎から応用まで。
そして、四柱推命との絡みでの喜神、忌神まで考慮した秘伝も。
人の運とは、天地人とは言いますが、実際には、良きパートナー、適した職業、そして家。この3点が重要なのであります。
いままで家相については、セミナーで取り上げましたが、本格的にやって見ても面白かろうと。
来年度は、断易のNEXT科も新設し、それは高等科まで出た方向きとして準備しているものであります。
奇門遁甲初等科はWebスクールで何とかしたいし、四柱推命は講義で対応したい。
では、新しい分野は何か。
新しいものがなければ、私メだとてつまりませぬ。
秘伝公開になり、惜しくはありますが、「局数の秘密」を語った以上は、来年の4月から「家相」をも公開するべかな、なんて考えておりますです。
Category:
十傳スクール /
Tags: no tag /
2018
12.13
山茶花は、椿と違って花びらがバラバラにならないで楽なのであります。
椿が、不吉だといわれるのは、地面に血が飛び散ったみたいだからでありましょうか。
「あっ、血が…!」
「椿だよ、ばっかだなぁ」
などと160年ほどの昔のカップルは甘えたのでありましょーか。
が、いまは12月。山茶花なのであります。
奇門遁甲の造作に使用する乾燥花に最適でありますから、暇を見つけては採取しなければなりません。
ショップサイトのNONNAで扱っているパワボのマグネットと乾燥花を作っているのは私メでして、
「そろそろ追加のヤツを」
と担当者にせかされるのであります。
マグネットは漆を使用します。
困るのは乾燥花のストックが切れてしまうこと。
ですから、花の季節ともなると、私メの目付は、万引き少年の如く、瞳をすぼませ、タチの悪い表情に一変するのだと思いますです。
蕾だとて容赦はないのであります。
「せめて咲かせてから摘み取って…」
などの甘えは通用しないのであります。
「ねぇちゃん、諦めな」
女衒のように肩を揺すりながら近づき、「いい色をしてるじゃねぇか」
プツンと摘み取る快感。
「やめろ!」
そこには、蕾のオヤジがいて、私メの手下に両腕を左右から抑えられて喚いているのであります。武田鉄矢似であります。その親父のみぞおちを蹴上げるのでありました
「つぼみちゃーん!」
悲鳴を上げているのは、好き合っている青年。亀梨そっくりであります。
つかつかと近寄り、おもいっきり横っ面を下駄で殴るのでありました。
手を止めたら、一人の女の子が小首をかしげ、私メを不思議そうに眺めておりました。その横で、母親らしきお女性が憐れむような目つき。
あわてて防犯カメラの有無を確認するのでありました。
Category:
占いのお話 /
Tags: no tag /