2012
06.23

いつも、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

◆お知らせがございます。

ただいま、期間限定で、ギャンブル宝典の読者限定で、
株式会社ブレーメンから
小野十傳の「リアルタイム大予言」の無料配信メールの
サービスを実施しております。

とても多くの皆様に登録していただき、ありがとうございます。

ただいま、ひとつ、問題が生じております。
それは、登録していただいた数名の皆様に、メールが届いていない
ケースが判明したということです。

もういちど、次のご確認をお願いいたします。

①「PCメールを受け取る」に設定する(←推奨)
②ドメイン名(=@bremen-office.com)を指定して受信出来るように設定する
のどちらかを行なって下さい。

以上の設定をすることで、メールが届くはずです。
携帯ショップでお尋ねされれば、よりベストですが。

なお、これからお申し込みの方は、
ギャンブル宝典の袋とじの中にURLが記載されております。

よろしくお願い申し上げます。

         十傳事務局

2012
06.22

気にいっている絵の一枚です。

タイトルは忘れましたが図書館の絵画本を拡大コピーしたものです。
中央に縦線がみえるのはそのためです。

少年が、年上の全裸のお女性を見下ろしております。
ふたりの関係はわかりません。
母親なのか、近所のおネェさんなのか、それともはじめて入った娼婦館のお女性さんなのか。

午後のひざしがブラインドをとおして縞模様に彼女の肌をまだらにしています。
絵描きさんは、このお女性を、無垢な少年をダメにする悪魔の使いの蛇としたいために、まだらの影を書きこんだのでありましょう。
その証拠に、少年の傍らのバスケットには、「リンゴ」がはいっております。
旧約聖書をモチーフにしたのはあきらかであります。

「わたしのリンゴも美味しいわよ。食べちゃいなさいな」
とでも誘っているのでしょうか。

さて、少年がバックのなかに手を入れております。
何を取り出そうとしているのでしょうか。

ナイフだと思っていました。
ずっとナイフを取り出して、お女性を刺殺すのだと信じておりました。

が、最近、この絵を眺めていたら、
「ムチではないか…」
と思い始めたのであります。

お女性は眠っているようにも見えますから、寝顔を写そうとして、カメラを出すところかもしれません。
いやいや、お金だと言う人もいるでありましょう。

取り出そうとしているものは何かで、自分の心のありかが分かるかも知れませんです。

2012
06.21

冷凍庫に、お餅があったのでありますです。

昨年の暮れに、郷里の老母が送ってくれたものでした。
そして、牛蒡の切れはしも冷蔵庫からみつかりました。

心は、真冬に戻ったのであります。

「ああ、お雑煮を食いたい」
と思ったときには、牛蒡を削いでいたのでありました。

胃袋の隅々までしみいる美味さなのでした。
鶏肉の出汁が濃厚にきいてございます。

まだまだ足りず、トースターで餅を焼いて、お代わりを。

夏至のお雑煮も悪くありませぬ。

熱い食いモノが美味く感じるときは、どこか心が痛んでいるものであります。
人生すべて、なにもかも面倒臭くはなっていますが、これといって傷ついているとはおもえませぬ。
むしろ、誰かを傷つけているような気がしなくもないのです。

郷里の屋敷にぽつんとすわって夕餉をとっている老母をおもうのでありました。
きっと家の中は電気を薄暗くつけているのでありましょう。
線香の香りでみたされていることでありましょう。

「もう帰るの? お母さんがそんなにだいじ?」
なんて声が過去から聞こえてまいります。

「どーかなぁ」
とあいまいに笑った私メの声もまじっています。

二杯目のお雑煮を、しみじみと味わうのでありました。